2020/1/30 宿洞砂岩相のコンクリーション
初版 2020/02/02 17:55
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2020/02/02
この露頭は、瑞浪層群の上部に位置する生俵累層の下位に位置します。大型有孔虫を多量に含むことを特徴とする地層で"有孔虫砂石灰岩"と呼べる部位も観察できます。ウニやカキなどの破片・小型の貝類に混じり、サメ類や哺乳類の歯化石も発見されています。
コンクリーションは層理面に平行に板状や不規則な固まりとして突き出ています。特定の化石を中心として形成された証は認められません。
丸く手ごろな大きさの標本を採取できました。