デレク・ジャーマンとは?
デレク・ジャーマン(Derek Jarman・1942年1月31日-1994年2月19日イギリス生まれ)は、イギリスの映画監督・舞台デザイナー・作家・園芸家。1960年代から画家として活動した後、衣装デザイン・美術監督などでも才能を発揮し、1976年「セバスチャン(Sebastian)」で長編映画監督としてデビューを果たす。代表作には、国家・法律・ゲイ差別・HIVなどと戦い続けていた自身の内面を表現している「エドワードⅡ(EdwardⅡ)」や、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio)の生涯を描いた「カラヴァッジョ(Caravaggio)」、70分間の青い画面に音楽と自身の朗読を添えた遺作「ブルー(BLUE)』などがあり、作品の多数は性的マイノリティやLGBTをテーマにしている。