加藤泉とは?
加藤泉(かとう いずみ・1969年生まれ)島根県出身の画家、彫刻家。
子どものころから慣れ親しんだ八百万の神々や妖怪の姿が元となり、原始美術を思わせるミステリアスで力強い「生命体」をモチーフとした作品を制作。自宅が海の近くで、山も川も神社も多いという独特な地にルーツを持ったことも創作活動に多大な影響を及ぼしている。また、学生時代にはプリミティブ・アートやアール・ブリュットの影響も受けている。
1990年代半ばから絵画作品を発表し、2000年代からは木彫も手がける。
2007年のベネチア・ビエンナーレ国際美術展への招聘をきっかけに、現代美術家として国際的な評価を獲得。⽇本やアジア、欧⽶と活動の舞台を広げている。