マスタリングとは?

マスタリングとは、録音済みの音源を編集加工して、様々な素材を記録媒体に収録し直し、量産用プレスをする原盤を作成する工程のこと。通常はイコライザー(EQ)、コンプレッサー、リミッター、ステレオエンハンサーなどを使って作業を行う。
マスタリングはさまざまなプラットフォームにおいて最高なオーディオサウンドを実現することに対して、ミキシングは個々のパートや楽器を1つの曲としてまとめ上げる作業。
マスタリングが優れていれば、再生する場所や媒体を問わず、自信を持って作品をリリースできる。

READ MORE

図鑑:世界中の「A HARD DAY'S NIGHT」レコードの比較_image

図鑑:世界中の「A HARD DAY'S NIGHT」レコードの比較

ビートルズ3枚目のアルバムである「A HARD DAY'S NIGHT」。
同名の映画がヒットしたこともあり、世界中で「A HARD DAY'S NIGHT」のレコードが発売された。当時は、国ごとにジャケット制作やマスタリングをしていたので、世界中で様々な「A HARD DAY'S NIGHT」が誕生することになる。
この図鑑では、その中の一部を紹介。ショーン黒田さんの解説と共に、世界を旅してみませんか?

ビートルズ・レコードの歴史_image

ビートルズ・レコードの歴史

「The Beatles」。
1957年ジョン・レノンが「クオリーメン」というバンドを、英国リバプールの地で結成したことから全てが始まった。その後イギリスとドイツでライブ活動を続けて腕を磨いた彼らは、1960年頃より「The Beatles」を名乗り、1962年にレコードデビューを果たす。ファーストシングル「Love Me Do」に始まり、ラストシングル「Let It Be」まで、アルバムは「Please Please Me」から「Let It Be」まで200曲以上の名曲を世に送り出してきた。当時を知っているビートルズ世代の人たちはもちろん、現在の若い人たちにも愛されているロックバンドである。
60年以上もの間、全世界で愛され歌われ続けているビートルズの曲だが、その音を聴くスタイル、記録の媒体は時代とともに変化している。レコード、オープンリールテープ、カセットテープ、CD、ストリーミング配信など。そんな中から、ここでは”アナログレコード”について焦点を当て、ビートルズ・レコードの魅力を再発見したいと思う。

RECOMMEND

ロックのレコードだけで3万枚。ディスクユニオン新宿ロックレコードストアを訪問!_image

ロックのレコードだけで3万枚。ディスクユニオン新宿ロックレコードストアを訪問!

2015年9月、新宿にユニークなお店が誕生した。
「ディスクユニオン新宿ロックレコードストア」
お店の名前にもあるように、”ロック”に特筆したお店であり、かつ、全てアナログレコードでの販売なのである。要するに、ロック関連のアナログレコードを探している人にとっては、夢のような場所なのだ。

レコードは、人生のBGM。6,000枚以上のアナログレコードを収集した栗原氏の、音楽とレコードに包まれて過ごした半生について。_image

レコードは、人生のBGM。6,000枚以上のアナログレコードを収集した栗原氏の、音楽とレコードに包まれて過ごした半生について。

「人間は母親の体の中にいる頃から音の記憶が残っているんです。年齢を重ねて痴呆症になって自分の名前も思い出せなくなってしまっても、若い頃に好きだった音楽を聞いて、記憶が蘇る様なこともあるんです。」

2018年11月某日。神奈川県某所、アメリカン・フォークを中心にアナログレコードを6,000枚以上所有する栗原氏のご自宅に伺い、お話を伺った。

栗原氏は学生時代からレコードを集め始め、レコード好きが高じてレコード会社に就職。現在も音楽に関わる仕事に携わっている、いわば音楽と共に人生を歩んできた人だ。

仕事も含めさまざまな音楽媒体に触れてきたが、最も愛着があるのは今でもアナログレコードだという。

「私にとってアナログレコードは人生のBGM」と語る栗原氏。

音楽配信サービスが当たり前になったいま、アナログレコードの魅力とはどんなところにあるのだろうか?

そして栗原氏にとっての音楽とは。

対談:ビートルズ・レコードを集める楽しさ_image

対談:ビートルズ・レコードを集める楽しさ

おそらく、世界中で最も名前が知られているロックバンド「The Beatles」。
1960年にThe Beatlesとして活動をスタートし、1970年の解散までの間に、数多くのレコードを制作。各国ごと、レーベルごとに多種多様なレコードが発売され、同じタイトルのレコードでも、全く異なるレコードジャケットが存在する。
そんなビートルズ・レコードを数多く集めているショーン黒田さん、ディスクユニオン新宿店ロックレコードストアの店長である藤村さんに、あらためてビートルズ・レコードの魅力を語ってもらった。

一歩進む女性はなぜ「革靴」に注目するの?_image

一歩進む女性はなぜ「革靴」に注目するの?

「ラクな履き心地もきちんと感もどちらもほしい」「スタイルよく見せたいけど毎日ヒールはツライ」「何を履いても長時間歩くと足が痛い!」そんな女性の皆様にご提案します。

「女性の紳士靴=おじ靴」という選択肢。

連載「女性のライフスタイルを広げて深める『革靴』のススメ 」では、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」で司会を務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。番外編では、飯野さんがおすすめする革靴ブランドをご紹介するのでお楽しみに。

さてまずは、「おじ靴」って何がそんなにステキなの?という基本をおさらいしていきましょう。いまイメージしているより、靴選びって幅広いし奥深いんです!