ミノックスとは?

ミノックス(Minox)は、1936年にラトビアで創業した光学機械メーカー・ミノックス(Minox GmbH)の作る小型カメラのブランド名。第二次世界大戦後は、ドイツに拠点を移した。
ミノックスシリーズは、一般の小型カメラに劣らない鮮明な写真が撮影でき、接写も容易にできるなどの高機能な特徴で、「スパイカメラ(Spy camera)」として世界的に知られるようになった。また、ビルトインフィルターや、焦点調節に連動するパララックス補正のファインダーも特徴的。
これまでにライカ社(Leica)からの買収等あったものの、2004年には再び独立した。

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世にはさまざまな収集癖をもつひとがいると思いますが、我がMuuseo編集部にも強いこだわりがあるモノ好きがここにひとり。他の人からは「何をそこまで」なんて言われても、好きなモノはやっぱり好き。Muuseo編集長・成松が自身の愛用品をひっそりと語るこの連載、今回は常に持ち歩くというシルバーのシャープペンシルについてです。

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腕時計で色を纏う。カスタムオーダーしたエキゾチックレザーの時計ベルト

装いにはいつもテーマカラーを決めている。赤や緑、青、黄色など。

服はもちろん、カバンや靴、ジュエリーまで、テーマカラーに沿って選んでいくのだが、難しいのが時計だ。フェイスとベルトの色が統一されたものは珍しく、中でも赤や緑はなかなかお目にかかれない。よってベルトは、革製品を専門に扱う「マニュファクチュール ジャン・ルソー」でカスタムオーダーをしている。

いろいろな革を見てきたが、特に気に入っているのはスティングレイ(エイ)やリザード(トカゲ)などのエキゾチックレザー。革であるのに光沢感が強く、ブレスレットのようなインパクトがある。

いくつか揃ってきたので、今回は「時計で色を纏う」をテーマに4本をご紹介したいと思う。

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小さな先駆者、コンタックスT。コンパクトボディに詰まった歴史と美学。

高級コンパクトカメラという響きに懐かしさを覚える読者も多いのではないだろうか。小型ボディに高性能レンズを搭載し、1990年代にムーブメントを巻き起こしたカメラ群のことを指す。

一大市場を作った先駆者と言われるモデルが、今回取り上げるコンタックスT。

幼い頃からカメラ好きというミューゼオ・スクエア編集長の成松に、当モデルにまつわるエピソードを語ってもらった。

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デジタル時代に、私はフィルムカメラを選ぶ。「HASSELBLAD(ハッセルブラッド) 500C」。

この連載では、モノ雑誌の編集者として数多くの名品に触れてきた山縣基与志さんが「実際に使ってみて、本当に手元に置いておきたい」と感じた一品を紹介します。

今回紹介するのは、フィルムカメラ「HASSELBLAD(ハッセルブラッド) 500C」。

フィルムカメラは、デジタルカメラのように撮ってすぐ確認というわけにはいきません。ただ、手間がかかり制約があるからこそ撮影する時に高揚感を感じられるのだと山縣さんは語ります。誰でも写真を撮影でき手軽に加工できるいま、「HASSELBLAD 500C」で撮影をする醍醐味とは。