ミニッツリピーターとは?

ミニッツリピーターは、時刻を知りたいときにレバーやボタンを押すと、時計内に組み込まれたハンマーが鐘を叩き、音の回数で現在時刻を1分単位で知らせてくれるという機能がついた時計のこと。伝統的な機械式時計における複雑機構の最高峰で、起源が最も古いと言われている。
通常、鐘の音の高低音の違いでその音が「時」、もしくは「分」を表しているかが分かる。夜間や暗闇でも時刻が確認できるようにと、照明の未発達な時代に考え出されたのが始まりとされる。この高度な複雑機構と貴重な技術は、19世紀の懐中時計や20世紀の腕時計のごく一部に消滅せず受け継がれた。

RECOMMEND

工房「ZORRO」 あなたと作る世界に一つだけのジュエリー_image

工房「ZORRO」 あなたと作る世界に一つだけのジュエリー

一生涯付き合っていける、自分だけのジュエリーが欲しい。親から子へ、子から孫へと世代を超えて、気持ちも一緒に受け継いでいけるジュエリーを作りたい。祖母からジュエリーをもらったけど、自分の好きなデザインに作り替えたい。

どんな要望にも耳を傾けてくれる工房が、ZORROです。

石を握るとなぜ落ち着く?大脳生理学から考える_image

石を握るとなぜ落ち着く?大脳生理学から考える

「落ち着け、落ち着け、落ち着け…」試合前のロッカールームで、公演前の舞台袖で、プレゼン前の会議室で。心の中で何回唱えてきたかわかりません。

思わず胸のあたりをギュッと握ってしまうような時。古代から知を愛する賢人達は石を握って心を落ち着かせてきました。ただ、石を握るだけ。それだけでなぜ不安から解放されるのでしょうか。

銀座に生まれた時計の殿堂、セイコードリームスクエア。老舗ブランドの歴史と技術を知る。_image

銀座に生まれた時計の殿堂、セイコードリームスクエア。老舗ブランドの歴史と技術を知る。

今日も変わらず銀座四丁目の交差点を見下ろす、銀座のシンボル。

時計塔が象徴的な和光は1881年「服部時計店」の開業から始まった、老舗時計メーカー「セイコーウオッチ」発祥の地で今日も営業を行なっている。

そんな所縁の地に、セイコーブランドを体感出来る新施設が2018年12月に誕生した。

施設の名前は「セイコードリームスクエア 」。

当施設には定期的に時計師も来館し、その作業を生で見ることもできるという。

ユニークな施設の見所を館長である神野さんに伺った。

経年変化を楽しむ「コーデュロイ」。その歴史と特徴、お手入れ方法までを徹底解説!_image

経年変化を楽しむ「コーデュロイ」。その歴史と特徴、お手入れ方法までを徹底解説!

凹凸のある縦じま模様が特徴的な生地「コーデュロイ」。

肌寒くなってくると男女ともにアパレルブランドの店頭に並びはじめます。

保温性に優れ防寒が得意なこの生地は、秋冬のスーツやジャケット、トラウザーズ、ファッション小物など、様々なアイテムに使われています。

誰もが一度は目にしたことのある身近な存在の「コーデュロイ」ですが、その歴史や語源、畝(うね)の種類などについては知らない人が多いのでは?

連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のこと。今回は、この「コーデュロイ」について、深堀ってみましょう。