毛細血管現象を応用した万年筆とは?

ウォーターマンは1883年に世界で初めて毛細血管現象を応用した万年筆「ザ・レギュラー」を開発。従来の「付けペン」ではなく、インクがペン先まで曲がれる画期的な構造を発明したのである。その後、多くの万年筆メーカーにその機構は受け継がれ、ウォーターマンは「近代万年筆の祖」と呼ばれている。

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パーカー、モンブラン、ペリカン…。王道のインクカラー「ブルーブラック」を比較する。

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フランス発のヴィンテージ古着から定番のマリンルックを探る

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「いま、ウッディな香りが面白い」渡辺佳子×小泉祐貴子 LIVE対談レポート 〜ウッディ系フレグランスの変遷と、いま注目の香りアイテム〜

香り風景デザイナー・小泉祐貴子さんによるフレグランス連載【本物の香りを見極めるために】の特別企画として開催したオンライン対談をレポート。「日本フレグランス大賞2020」で審査員を務め、美容業界の第一線で活躍されている美容ジャーナリストの渡辺佳子さんをお迎えし、ウッディ(=樹木)系の香りをテーマに対談を行いました。

この直近、改めてウッディ系フレグランスの動きに目が離せないという渡辺さん。長く男性向けだと思われていたウッディの香りが、女性からも支持を集めていきそうだというのです。いったいどんな進化をし、どうしていま惹かれるのでしょう?

今回は、そんなウッディ系フレグランスをとりまく背景をはじめ、ウッディノートの解説、メンズフレグランスにおけるウッディの歴史から現在の使われ方などを実例をお見せしながらお話しいただきました。トーク後半では、渡辺さんがいま気になるオススメの最新ウッディアイテムもご紹介しています。