Minolta SRマウントレンズ

Minolta SRマウントレンズ

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ミノルタといえば「稔る田」,ロッコールといえば「六甲」。ミノルタはMinolta SR-2によって1958年に一眼レフカメラへの進出を果たします。なぜかSR-2という中途半端なモデルナンバーからスタートしたのは深い意味があったのか,何も考えていなかったのか,今となってはわかりませんが,翌年に登場したSR-1は廉価版カメラでした。1番というモデルナンバーを惜しげもなく廉価版に投入してしまう感覚はイマイチ理解に苦しみますが,1は2より小さいから,安い,という論理展開だったのでしょうか。謎です。SR-2とともに登場したのが通称,SRレンズです。マウント名の呼び名ははっきりとはわからないのですが,初期のカメラ名をとってSRマウントといったりその後のレンズ銘からMDマウントといったりするようです。ミノルタの一眼レフ用レンズは大きく分けて初期の無印またはAUTOがついたROKKORレンズ,絞り優先AEに対応したMC ROKKORレンズ,シャッタスピード優先にも対応した両優先対応のMD ROKKORレンズ,さらにフォーカスエイドに対応したNew MDレンズの4世代があります。最後のNew MDレンズは銘板にはMDのみが表記されています。SR/MDマウントは1985年のAF一眼レフカメラα7000の衝撃のデビューまで四半世紀にわたって続きます。

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