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- 83F 日本鉄道物語
- 日本最初の鉄道開業(新橋-横浜)1872年10月14日<日本鉄道物語コレクション>
日本最初の鉄道開業(新橋-横浜)1872年10月14日<日本鉄道物語コレクション>
1872(明治5)年10月14日(旧暦9月12日)に日本最初の鉄道である新橋-横浜(その後桜木町に改称)29kmが全線開通し、開業式が行われ、翌日から営業が開始されました。片道所要時間は53分で、1日9往復の運行でした。途中駅は、品川、川崎、鶴見、神奈川の4駅で、この内、品川駅付近の約2.6kmと横浜駅の手前約1.4kmは、海上に堤を築いてレールを敷いた海上ルートでした。軌間は指導に当たったイギリス側の意見に基づいて1,067㎜の狭軌で建設され、現在の平底レールではなく双頭レール(汐留遺跡から出土)が使用されました。開業に合わせてイギリスから輸入された機関車は、すべて軸配1Bのタンク機関車、5型式計10両で、その内1号機(旧形式A1、後の150形)は1936(昭和11)年4月以降、鉄道博物館(現在の交通博物館)に保存され。鉄道記念物に指定されています。そして、1922(大正11)年には日本国有鉄道が10月14日を「鉄道記念日」として制定し、1994(平成6)年に「鉄道の日」となり、その後、運輸省(現国土交通省)が正式に「鉄道の日」に制定しました。この鉄道建設に尽力したのが、日本における「鉄道建設の父」とよばれているイギリス人技師エドモンド・モレル(1841-71)でした。当時の日本は鉄道建設に関する技術はなく、イギリスの全面的支援が必要でした。彼は1870(明治3)年に初代鉄道建設技師長として来日し、野毛浦海岸測量、埋立て工事、22ヵ所の橋の建設、木製枕木の使用、列車運行、工部省の設置、工学寮(技師養成機関)の創設などにも拘わりましたが、開業前の1871(明治4)年11月5日に29才の若さで病死してしまいました。彼の墓は横浜の山手外人墓地にあり、墓碑は切符の形をしています。
「鉄道発祥の地」として、汐留には当時の駅舎を復元した「旧新橋停車場」や鉄道の起点である「ゼロ哩標識」があり、桜木町には当時の横浜駅などを描いた「記念碑」やエドモンド・モレルの肖像「レリーフ」があります。
(解説:樽井秀美)
■鉄道100年記念
https://muuseo.com/stamp_collection/items/238
■SLシリーズ(150形式)
https://muuseo.com/stamp_collection/items/13
https://muuseo.com/stamp_collection/items/370
#切手
#鉄道グッズ
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2019/08/03エドモンド・モレルのレリーフです。
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2019/08/030哩指標です
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2019/08/03楽しいですよ(^_^)
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Railwayfan
2019/08/03新橋の旧停車場。汐留のホテルに何度も宿泊したことあったんですが、ホテルの観光案内図に書いてあるのは何度も見ましたが一度も足を運んだことが無かったです。
鉄道ファンならば、ここは絶対行かねばなりませんね!
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2019/08/03鉄道ファンの聖地ですね。
このゼロ哩指標から、全ての鉄道が始まった!!
そう思うと、とても浪漫を感じるではありませんか(^o^)
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