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定番スニーカー「ジャーマントレーナー」の機能美から生まれる普遍的なデザイン

スニーカーの中では目にする機会の多いジャーマントレーナー。ドイツ軍のトレーニングシューズとしてうまれ、現在は数多くのスニーカーのデザインのもとになっています。そんな普遍的なデザインはどのように生まれたのでしょうか。今回はホワイト、ブラック、ネイビーの3色のジャーマントレーナーをIROZAのバイヤー坂本さんに紹介していただきました。

取材日: 2017年6月26日

写真・文/IROZA編集部

MuuseoSquareイメージ

スニーカーの中では、見る機会が多い「ジャーマントレーナー(german army trainer)」。
元をたどるとドイツ軍のトレーニングシューズで、ミリタリーアイテムに分類されます。無駄を省いたミニマルな雰囲気が特徴で、数多くのスニーカー好きから支持されているこのスニーカーをご紹介。

定番のホワイトは、さまざまなブランドでデザインベースとして使用されており、「メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)」や「ディオールオム(Dior Homme)」などのコレクションブランドをはじめ、スニーカーブランドなどでも展開されるほど、世界中でベースに採用されています。

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実は色ごとに特徴があったジャーマントレーナー

もとは1970~1990年に旧西ドイツ軍がトレーニング用に使用していたスニーカーが始まりで、スエードとスムースレザーの組み合わせが基本です。

また、当時生産していた工場は、アディダスやプーマなどの生産も当時行なっており、その当時に作られていたスニーカーを見るとジャーマントレーナーと同じデザインも多々あります。

定番のホワイトのスニーカーに関しては、生産数が多く一般にも出回りやすかったため、民間にも放出されていました。ブラックは、指導者など階級が上の人が履くスニーカーだったという説があり、生産数がホワイトよりも少なく、古着業界でも現在はなかなか見る機会が減っています。

両カラーとも室内用のトレーニングシューズなので、室内で滑らないようにガムソールを採用。またネイビーは、屋外用のトレーニングシューズなので、ソールの形状や素材が異なり、ポコポコ丸が連なるようなデザインの靴底になっています。

MuuseoSquareイメージ
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機能美が、長く愛されるデザインの秘密

ミリタリー品は、国の制服ともいえるアイテムであり、実用性に特化されたモノの良さが最大の魅力です。

人間工学に基づき、ファッション性ではなく性能を追求したアイテムは、デザインの一つ一つに理由があり、その究極の機能美が多くのブランドを引き付ける魅力になっています。

もしかしたら最近手に入れたアイテムの中にも、ミリタリーアイテムのデザインを模したものがあるかも知れません。

MuuseoSquareイメージ
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知ってなるほど!ジャーマントレーナーQ&A

Q1:スエード&スムースレザーのスニーカーは普段どう手入れすれば良いですか?

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スエードはブラシ、スムースレザーは乾いた布で定期的に汚れを落とします。
その後、それぞれ専用の防水防汚スプレーを利用すると、汚れや水濡れを防いで汚れにくくなります。水濡れに弱いので、雨の日は着用を避けるのがベター。
2日続けて履かない、というのもレザーシューズを長持ちさせる秘訣です。

Q2:ジャーマントレーナーがベースとなった他ブランドの型番を教えてください。

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古くはADIDAS「Samba」、PUMA「Liga」。最近ではタケオキクチ×PUMA「G-トレーナー」、FICOUTURE「CORDURA GERMAN TRAINER」、などなど多種多様です。
ちなみにIROZAでは、以下ブランドのアイテムがあります。
Tomo&Co

Q3:ジャーマントレーナーのスニーカーはどこで入手できますか?

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オリジナルの商品は現在は生産されてないため、入手するにはヨーロッパ系のヴィンテージショップに足繁く通いましょう。古いければ古いほど希少価値が高く、価格にも反映されています。
IROZAでは現行品を取り扱っています。

ジャーマントレーナーをデザインベースにしたスニーカーはたくさんあるので、どこに違いがあるのかを比べてみるのも面白そうですね。

ーおわりー

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