イーストマン・コダックとは?

イーストマン・コダック社(Kodak)は、1880年代にアメリカの発明家であるジョージ・イーストマン(George Eastman)によって設立された、アメリカに本拠を置く世界最大の写真用品メーカー。一般的には「コダック」の略称で親しまれている。
世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売した。1975年には世界で初めてデジタルカメラを開発するなど、アナログ分野だけでなくデジタル分野においても、高い技術力を誇っていた。
写真撮影の決定的瞬間を意味する「コダック・モーメント(Kodak Moment)」という言葉まで出来るほど影響力は大きかった。しかし、デジタル化の波に乗り遅れ、2000年代以降のフィルム市場の急激な衰退により、2012年には倒産。その後、企業規模を大幅に縮小して再出発し、2013年に再上場した。

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「IF THE SNAKE もし蛇が」という、心をざわつかせるタイトルを掲げた国際展「岡山芸術交流2019」が2019年9月27日に開幕する。

会期中は、岡山市内の歴史文化施設を会場に、18組の作家によるコンセプチュアル・アート作品をみることができる。「アート=絵画鑑賞」というイメージをもつ方ほど刺激を受ける内容となるはずだ。

その総合ディレクターをつとめるのが現代美術を取り扱うギャラリー「TARO NASU」代表の那須太郎さん。那須さんは1998年に江東区佐賀町の食糧ビルディングでギャラリーをはじめ、2008年に千代田区馬喰町に移転。そして2019年港区六本木に拠点を移し現代美術を紹介している。

興味深いのは、TARO NASUがコンセプチュアル・アートを中心に取り扱っていること。那須さん自身「モノじゃないようなもの」と形容する作品にスポットをあてる理由とは?現代アート・コレクターの棟田さんが話を聞いた。