イーストマン・コダックとは?

イーストマン・コダック社(Kodak)は、1880年代にアメリカの発明家であるジョージ・イーストマン(George Eastman)によって設立された、アメリカに本拠を置く世界最大の写真用品メーカー。一般的には「コダック」の略称で親しまれている。
世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売した。1975年には世界で初めてデジタルカメラを開発するなど、アナログ分野だけでなくデジタル分野においても、高い技術力を誇っていた。
写真撮影の決定的瞬間を意味する「コダック・モーメント(Kodak Moment)」という言葉まで出来るほど影響力は大きかった。しかし、デジタル化の波に乗り遅れ、2000年代以降のフィルム市場の急激な衰退により、2012年には倒産。その後、企業規模を大幅に縮小して再出発し、2013年に再上場した。

RECOMMEND

合い言葉は「追いつけ、追い越せ」。ライカに挑んだ国産機_image

合い言葉は「追いつけ、追い越せ」。ライカに挑んだ国産機

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第二弾。いまや世界のカメラ市場を制覇している国産カメラ。ただ、国産カメラの発展に大きな影響を与えたのがライカだった。

ローライフレックス、ハッセルブラッド、マミヤ。正方形画面の魅力は無限大。中判カメラをいとおしむ_image

ローライフレックス、ハッセルブラッド、マミヤ。正方形画面の魅力は無限大。中判カメラをいとおしむ

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第四弾。アンティークカメラファンのなかでもとくに、こだわりを持つカメラ好きが興味を惹かれるといわれる中判カメラの魅力を伺った。

模倣の中にも個性あり⁉︎ 世界中で作られたコピー品、ライカ型カメラ選_image

模倣の中にも個性あり⁉︎ 世界中で作られたコピー品、ライカ型カメラ選

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第三弾。世界で最も愛されているカメラと言われるライカには、星の数ほど影響を受けた機種…というかコピーカメラが存在する。そんなコピーライカのなかでも、とくに個性的なカメラを紹介していこう。

最高のマテリアル(素材)革。その機能性を、革のプロに聞く!_image

最高のマテリアル(素材)革。その機能性を、革のプロに聞く!

靴や鞄、革小物、家具など、身近な生活の中でさまざまに活用されている素材『革』。どんな動物が革にされるのか? 機能性はどれほどなのか? 合成皮革や人工皮革と、本革の違いとは? 革は良い素材という認識は何となくあるけれど、どこがどのように優れているのかは、意外と理解していないことが多いのではないだろうか。
第2回は、究極のマテリアルと称される「革の機能性」について、株式会社ストック小島の岩崎久芳さんに、さまざまな観点からお話をうかがった。