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図説 英国のインテリア史

マール社 2016年

トレヴァー・ヨークの歴史的建造物シリーズ、待望の邦訳版!

著者トレヴァー・ヨークの温かみのあるイラストとやさしい解説で、英国のインテリア史が手にとるように分かります。
日本版シリーズ第3冊めは、イギリス国内におけるインテリア(室内装飾)の移り変わりを、分かりやすく解説したものです。英国貴族が暮らしたお屋敷(カントリー・ハウス)の内装、ロンドン市内の人びとが住んだ部屋のしつらえ、木彫細工が美しい木製の椅子、アーツ・アンド・クラフツ様式の壁紙などの手描き図版が満載です。英国を舞台にしたイラストや漫画を描きたい方、海外小説の背景を知りたい方、インテリアや建築の歴史に興味がある方、アンティーク家具好きの方におすすめ。読みやすく明快な文章と豊富な解説で、「これからイギリスの文化に触れてみたい」という方にも気軽にお読み頂けます。

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失われゆくモノを未来へ託す。「NO NAME PARISH」が、レストアで伝える家具との関わり方。_image

失われゆくモノを未来へ託す。「NO NAME PARISH」が、レストアで伝える家具との関わり方。

「平成」から「令和」へ元号が変わった。

新たな時代の幕開けに心を躍らせる一方で、少し不安を感じてしまう。転換を経た先に、何が残り何が消えていくのか、もはや誰にも予測がつかないからだろう。

ある人は、「本当に素晴らしいものは残り続ける」と言うが、果たしてそうだろうか。

価値観の多様化は止まることなく進んでいく。どんな「良いもの」も時代の流れに任せきりでは消えていってしまう……というのは杞憂に過ぎないのか。

ただ一つだけ確かなことは、これからの時代「後世に受け継ぐべきモノ」を伝える語り部の存在が重要になってくるということだ。

伝統を継承する英国アンティーク家具の魅力_image

伝統を継承する英国アンティーク家具の魅力

気品漂う大人の家具。そんな言葉が英国のアンティーク家具にはよく似合う。英国の職人技が成したデザインと、歴史を刻んだ装飾美など、一言では言い表せない魅力が詰まってる。インテリアに取り入れたいと思っている人も多いのでは?

そこで、自社工房にて丁寧に修復を施した英国のアンティーク家具を中心に、照明・食器・雑貨など幅広く扱う東京・目黒のアンティークショップ「ジェオグラフィカ」の岡田明美さんに、英国アンティークの歴史と魅力について話を伺った。