ドイツオデオン盤『WITH THE BEATLES』【stereo】
レコード番号 1C 072-04 181
ドイツの『WITH THE BEATLES』
ジャケット上部のグリーンが鮮やか。
中身は英国オリジナル盤と曲、曲順も同一。
ドイツオデオン盤『YEAH! YEAH! YEAH! A HARD DAY'S NIGHT』【stereo】
レコード番号 1C 062-04 145
ドイツ盤『A HARD DAY'S NIGHT』は、赤の格子デザイン!
しかもジャケット表面に、「Originals From The United Artists' Picture」の表記が!映画の配給元であるユナイテッド アーティスツ社のアメリカのアルバムは赤。それに合わせたのかな?
比較写真は左から米国、英国、独国の順。
ドイツオデオン盤『BEATLES FOR SALE』【stereo】
レコード番号1C 062-04-200
ジャケットにアルバム名をしっかり入れたドイツオデオン盤。デザインの写真も中の曲も英国オリジナルのパーロフォン盤と同じ。
レコードのレーベルの色は青。このあとグリーンのグラデーションへ、さらにアップル盤へと変遷する。
ドイツオデオン盤『THE BEATLES' GREATEST』【stereo】
レコード番号 1C 062-04 207
ドイツオデオン盤の『THE BEATLES' GREATEST』は、英国、米国ではなく、 ヨーロッパで1965年に発売されたビートルズ前期のベスト盤的な編集アルバム。
オリジナルはオランダということで、日本でも追って発売された。比較写真は左が独盤、右はオランダ盤をお手本にした日本盤。
このアルバムの聴きどころは、最後の「All My Loving」のイントロにリンゴスターのハイハットのカウントが入るところ。
ドイツオデオン盤『THE BEATLES BEAT』【stereo】
レコード番号 1C 072-04 363
1964年にドイツで発売された初期のヒット曲を集めた編集アルバム。
日本でも1978年に発売された。比較写真は、左がドイツオリジナル、右が日本盤、全く同じだ。
ドイツアップル盤『MAGICAL MISTERY TOUR PLUS OTHER SONGS』【stereo】
レコード番号 1C 072-04 499
ドイツの「マジカルミステリーツアー」のジャケットデザインは、米国キャピトル盤とは、全く違うイラストで面白い!
しかしこのアルバムの凄さは、B面の後半3曲(ペニーレイン、ベイビーユアアリッチマン、オールユーニードイズラヴ)が、リアルステレオであるということです。(3rdプレス以降)当時の米国盤も英国盤もこの3曲はモノラル音源を加工した擬似ステレオだったので、世界で初めてリアルなステレオで聴けた貴重なアルバムなのです!
ドイツパーロフォン盤『PLEASE PLEASE ME』【mono】
限定で発売されたビートルズデビューアルバム『PLEASE PLEASE ME』の復刻盤。レーベルが金色であることから、通称「ゴールドパーロフォン」と呼ばれるものを復刻。「メイドインジャーマニー」とあるので、ドイツ盤としてアップします。
フランスオデオン盤『4 GARCONS DANS LE VENT』【stereo】
題名からも分からないかもしれないが、これはフランス盤の『A HARD DAY'S NIGHT』である。ジャケットデザインが演奏中のものでカッコ良く、人気のアルバム。曲等は英国オリジナルと同じ。
フランスポリドール盤『THE BEATLES FIRST』【stereo】
レコード番号 2483-124
ドイツハンブルグでレコーディングされたトニー・シェリダンとの共演の12曲。
フランスオデオン盤『dans leurs 14 PLUS GRAND SUCCES』【mono】
数ある各国盤の中でも、トップクラスの人気を誇るのが、このフランス独自の編集盤だ。緑の中で乗馬をするビートルズの姿が生き生きとして、素晴らしい。通称「ホースカバー」と呼ばれている。
初期盤は数も少なく超高額なので、残念ながらこれは後発盤。
イタリアパーロフォン盤『THE BEATLES』【stereo】
イタリアのファーストアルバム。内容は英国オリジナルの『PLEASE PLEASE ME』と同一。ジャケットデザインは、アメリカや日本と同様、英国オリジナルの2枚目のアルバム『WITH THE BEATLES』から採用された。
イタリアCURCIO盤『BIRTH OF BEATLES』【stereo】
ビートルズデビュー前の1961年のドイツハンブルグのスタークラブでの演奏と1962年同じくハンブルグでトニー・シェリダンとのレコーディングしたもの。
「La grande storia del ROCK」というロックのアーティストの編集盤のシリーズで、様々なアーティストのレコードが、通し番号で100番まであるようだ。
ちなみに1番はローリングストーンズ、2番はリトルリチャードとチャックベリー・・・。そしてこのアルバムは46番のビートルズ!
インドパーロフォン盤『RUBBER SOUL』【stereo】
インドで作られた『RUBBER SOUL』は、独特の音で有名になった。
この頃のビートルズ(特にジョージ・ハリスン)は、インド音楽に傾注し、インドの民族楽器であるシタールやタブラーを自分たちの楽曲にも積極的に取り入れた。
東洋の音楽と西洋ロックの融合は新鮮であった。
アルバム2曲目の「NORWEGIAN WOOD」には、そんなシタールが演奏で使用されているが、何故かインド盤だけが、他の国のレコードと違って、シタールの音が異常に大きく前面に出ている。私も半信半疑でレコードに針を下ろしたが、「お〜!ホントに大きい〜!」と感動した。これが、各国盤を収集する楽しみのひとつなのだ。
ブラジルオデオン盤『HELP!』【stereo】
ブラジル盤の『HELP!』。
ブラジルやチリの南米の国々にもビートルズのアルバムは発売されたが、写真のように、袋状のビニールにジャケットデザインが収められた独特の形状。
そのため、外のビニール部が白く傷んだものが多い。湿気の多い国だからだろうか?
曲等の内容はA面は英国オリジナル盤からの曲で構成されたが、B面は全く違う初期の曲も入っていて、とってもユニーク!
ブラジルSOMLIVRE盤『A COLLECTION OF OLDIES』【stereo】
こちらもブラジル盤ですが、他の国々の「オールディーズ」とは全く異なるジャケットデザイン!レーベルも見たことのないデザインです。曲等の内容は一緒。
ブラジルアップル盤『LET IT BE』【mono】
ビートルズのアルバムは、デビューの『PLEASE PLEASE ME』から、『THE BEATLES(ホワイトアルバム)』まで、モノラルとステレオの両方が英国オリジナルアルバムで制作されたが、その後のアルバム『YELLOW SUBMARINE』のモノラルは、ステレオをモノ化しただけの「偽モノ」であった。そしてその後のアルバム『ABBEY ROAD』『LET IT BE』での英国オリジナル盤のモノラルは姿を消した。
しかし、なんとっ!このブラジルの『LET IT BE』はモノラル!
聴いてみると、やはりステレオをモノラルに変換した『偽モノ』ではあるが、アルバムとしてはブラジルの『ホンモノ』なのだ!
カナダユナイテッドアーティスツ盤『A HARD DAY'S NIGHT』
カナダ盤の『A HARD DAY'S NIGHT』は米国盤と同様に「ユナイテッドアーティスツ社」から発売された。
ジャケットデザインも一緒で、中のレーベルだけが赤いオリジナルで異なっている。
メキシコEMI盤『HELP!』【stereo】
メキシコ盤の『HELP!』 は、US盤ジャケットの裏のデザインを表に使ったもの。明るいメキシコの雰囲気が出て、これはこれで良いっ!
韓国CREATO盤『BEST OF BEATLES』【stereo】
韓国のビートルズのベストアルバム。
ビートルズの213曲のベスト盤を1枚で作るのは難しい作業だろう。ポールの曲が多い気がする。
ロシアAUTON盤『HELP!』【stereo】
ロシアのヘルプは、凄い!
全く自由にビートルズをいじって、帽子もないし、場所も!
音は普通でおなじでしたが。
ロシアAUTON盤『HEY JUDE』
出ました!またもやロシア盤。ジャケットデザインが、オリジナルUS盤と全く違って格好イイ!
と思ったら、中の曲選も独自のものでした!音質もgood?
EUBCD B.V.盤『THE BEATLES' FIRST SINGLE』【stereo】
マニア向けの特別編集盤。ビートルズのファーストシングルの2曲の他は、ビートルズが初期に好んで演奏、レコーディングした原曲のオリジナルのアーティストバージョンが入ったLP。
マーベレッツの「プリーズミスターポストマン」、チャックベリーの「ロールオーヴァーベートーベン」、カールパーキンスの「マッチボックス」等々。
原曲オリジナルとビートルズを聴き比べるのは面白い!
EUDOXY盤『THE BEALES 1958-1962 』【mono】&【stereo】
1000枚限定で発売された、ビートルズのデビュー前〔1958年〜1962年〕の貴重な音源。
リーフレット付きBOXセット。
レコード・オーディオを一層楽しむために。編集部おすすめの書籍
ビートルズが残した珠玉の遺産!全公式213曲の徹底ガイドを2度目の改訂!
ビートルズ213曲全ガイド 2021年版 (CDジャーナルムック)
新たな改訂にあたり、2017年に発行した「増補改訂新版」以降の情報をふまえて改訂&曲を追加。さらに、2021年8月に公開されるピーター・ジャクソン監督の映画『ザ・ビートルズGetBack』で扱われる“ゲット・バック・セッション"時の演奏曲目を詳しくまとめたリストを加えました。
1962年の「ラヴ・ミー・ドゥ」から1969年の「ジ・エンド」まで、ビートルズが「現役時代」に発表した213曲の聴きどころを、曲の背景・歌詞の意味などを1ぺージに1曲、軽い筆致で見やすくわかりやすく簡潔に解説。
作詞・作曲/録音日・発売日/収録盤/発言/主要カヴァーの完全データだけでなく、代表的なカヴァー・アーティストも全曲網羅。1958年の「ザットル・ビー・ザ・デイ」から1995年の「リアル・ラヴ」までの準公式74曲も合わせて紹介。213曲をさらに楽しめるコラムも含め、初心者もマニアも楽しめる全曲ガイド
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ビートルズの語感 曲づくりにも共通する遊びの発想
仮の曲名、関連企業、記者会見、映画のセリフなどなど、
歌詞以外でも、ユニークで、シャープな感覚を持っていた4人の言葉に注目!
4人の発想の自由さは曲づくりだけじゃなかった!
弱さを表現する言葉をストレートに使うジョン
短い言葉で本質を伝えるポール
ソフトでクールなジョージ
落ちこぼれゆえにおおらかな発想のリンゴ