MUUSEO SQUARE
光人社 1999年
ファッション性と実用性を兼ね備え、マニアだけでなく今や若者を中心にあらゆる年代に人気のジッポー・ライター―そのルーツと知られざるエピソードの数々を、ジッポー・コレクターが紹介するミリタリー・ジッポーの世界。ミリタリー・ジッポーを世界にひろめることになったGIとの関係を通してジッポーの変遷、アメリカの時代背景がわかる。
手のひらにフィットする自分だけの「お守り」。数多くのライターを所有する愛好家、渡部さんが語るZIPPOの魅力とは。
世界で最も有名なライター、それはZIPPOにほかならない。激動の20世紀の中で人々の心に火を灯し続けてきたZIPPOは、今も実用品として、コレクターズアイテムとして愛され続けている。収集を始めてから25年以上、膨大なコレクションを所有する渡部さんに、その魅力を語ってもらった。
ライター好きが集まる「FEEFクラブコンベンション」を訪れて分かった、Zippo・ライターが愛される理由。
私の記憶では、20世紀の映画にはタバコを吸うシーンが多かった。俳優の手元にはライターが映しだされ、自然な動作でタバコの火をつける。そんな姿に憧れた大人は、とても多かったのではないだろうか。日本では、1980年〜90年に「モノマガジン」などがZippo(ジッポ)特集を組み、男性を中心にZippoブームが発生。日本でも、Zippoに代表される ”ライター” が、単なる喫煙道具という枠を飛び越え、コレクタブル・グッズとして認知されてきた。今回は、そんなライター好きなコレクションダイバーが集まる年に1回のイベント「FEEFクラブコンベンション」に参加。ライターの魅力、Zippoを集める楽しさの秘密を探ってきた。