MUUSEO SQUARE
グラフィック社 2019年
様々な業種で手軽な広告ツールとして、豊富なバリエーションと形が展開されていた高度経済成長期のマッチ・ラベルを、「業種別」「デザイン別」「変わり種」「今でももらえるマッチ」のカテゴリーで約1000種を紹介します。
小さなマッチ箱に隠された多くの物語。時代を超えてつながる小さな灯(あかり)。
「マッチ箱を集めることは、物語を集めること」そう語るのは、マッチ箱を紹介するブログ「マッチ好きの少女」の筆者であり、3000個近いマッチ箱を集めている白あずきさん。数多く集めたマッチ箱は、知り合いから譲り受けたり、ネットオークションで入手した物も多いが、自分の足でお店に出向き入手したマッチ箱だけでも700個を超える。それらのマッチ箱を眺めると、入手した時の背景が蘇るのだと語る。お店の内装、マスターの顔、店員との会話。そんな物語を聞きたくて、白あずきさんにお気に入りのマッチ箱を見せてもらった。