新作「赤青纂」は、文房具の代表的製品である赤青鉛筆をモチーフにした原稿用紙。これまでも原稿用紙に飾りをつけるというのは珍しく、飾り原稿用紙では初めて罫線色を2色にしたのも特徴的です。
今回の「赤青纂」では赤と青のみを使用し、鉛筆の削りカスや影まで表現。右半分を青の罫線、左半分を赤の罫線で構成することで、よりカラフルに見え、一見するとフルカラー印刷にも見えるような工夫が施されています。さらに、柱の部分は非常にシンプルになっています。
紙は飾り原稿用紙の定番で、ペンの滑りがとてもよい「キンマリスノーホワイト」を採用。 文字数は20字×20行の400文字。通常の飾り原稿用紙のように5文字ごと、5行ごとに区切りがついています。
デザインは、デザイナーのhoririum氏、監修は文具ライターの小日向 京氏。「蜜柑網」に続く待望の二色刷りの飾り原稿用紙です。色校正を数度行い、鉛筆自体の色、影の色、カスの色などを何度も確認して完成に至ったこだわりの飾り原稿用紙「赤青纂(あかあおさん)」を是非手に取ってみてください。