TOMIX 【98059】JR 115-1000系 近郊電車 (新潟色・S編成) セットB

0

115系は勾配線区向けの近郊電車で、その中で1000番代はシートピッチ拡大などが行われた寒地向の車両です。
クモハ114-1500は短編成化用に、パンタ付中間車のモハ114-1000に運転台を設置した改造先頭車で、クモハ115と組合わせた2両編成は新潟地域では、S編成として区分されました。
当初トイレ設備の無い編成でしたが、2両単独でも、広範囲の運用ができるようクモハ114にトイレが設置された編成が登場しました。
115-1000系は、1977年に登場した直流近郊形電車です。
同形は115系の中でも、耐寒耐雪装備の強化が図られ、電動車の車端部側面に設けられた雪切室のルーバーは、同系を示す外観上の特徴となっています。
1986年より、新潟・長野地区の短編成化に対応するため、モハ114-1000形、モハ115-1000形をそれぞれベースに先頭車化改造がおこなわれ、クモハ114-1500形、クモハ115-1500形が登場し2両編成での運用が可能となり、1992年よりクモハ114-1500形の半数の車両にトイレを追設する改造が実施されました。
新潟地区に所属する同系は「S編成」として「新潟色」で運用されていました。

Default