飛行艇「ショート・ハイザ」-1952年-(飛行の歴史初日カバーコレクション)

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 1952年4月12日、飛行艇「ショート・ハイザ」はイギリスのサザンプトンからフォークランド諸島のスタンリーまでの初めての直行飛行をなし遂げました。南アフリカ南端の東方に位置するイギリスの直轄植民地フォークランド諸島が発行した切手は、この歴史的な飛行を記念しています。33ペンスの切手には「ショート・ハイザ」の飛行ルート、11ペンスの切手にはスタンリーの港に保留されている飛行艇に貨物や乗客を岸まで運ぶためのボートが接近していく場面がそれぞれ描かれています。カバーのオリジナル彫刻画にはスタンリーの上空をゆく飛行艇が描かれています。

 飛行艇「ショート・ハイザ」は、第2次世界大戦中イギリス空軍の哨戒用として大活躍した「ショート・サンダー・ランド」を改造したものです。大戦中、700機以上製造された「ショート・サンダー・ランド」は、敵機にそなえて機関銃が装備され、900キロ以上の爆弾を搭載することができました。

 装備を取り除き、乗客収容設備を加えてつくられた「ショート・ハイザ」が商業飛行についたのは1946年のことでした。1,030馬力のプロストル・ペガサスXVⅢエンジンを5基備えたこの飛行機は、時速285キロで24人の乗客を運ぶことができます。フォークランド諸島にはかつて飛行艇しか近づくことができませんでしたが、1972年には仮設滑走路が建設され、陸上飛行機が週一度飛来しています。

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