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美しい和のガラス: 明治、大正、昭和のレトロでかわいい器と生活雑貨

誠文堂新光社 2016年

「和のガラス」の美しいビジュアルを楽しむ

明治から昭和初期にかけて、日本国内で生産が広まったガラス製品。
西洋のデザインを模倣した製品や、その途中でオリジナリティが加えられたもの、
また、日本古来の文様と融合したデザインなど、バラエティ豊かなガラスが作られていました。
同じ形であっても色や模様のバリエーションが多様で、様々な表情を見せています。
ガラスは、工業的な背景だけではなく、文化的な背景とともに発展してきました。
かき氷を盛るための「氷コップ」、アイスクリーム専用の「アイスクリームコップ」、
広まり始めた洋酒を飲むための「リキュールグラス」……。
本書ではそうした「和のガラス」を美しいビジュアルで展開し、紹介します。
ガラスの持つ透明感や軽やかさの伝わる写真を数多く掲載。
細部へのクローズアップや、別角度からも見つめることで、さらに作品の奥深さを味わうことができます。

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ガラス瓶で楽しむタイムスリップのすすめ|海福雑貨さんに聞くガラスのストーリー_image

ガラス瓶で楽しむタイムスリップのすすめ|海福雑貨さんに聞くガラスのストーリー

世界のガラス雑貨を知るため海福雑貨に伺う企画。
前回はエジプトの香水瓶を紹介しましたが、今回は店主の遠藤さんがより興味を持っているという雑貨のひとつ、「ガラス瓶」をご紹介します。
ガラス瓶は私たちの日常でもよく目にするものですが、そのガラス瓶をコレクションするとはどういうことなのでしょうか?
ガラス瓶の魅力や遠藤さんのコレクションの一部を紹介していただきました。

トルコのガラスとちょっと不思議なティータイム 〜世界のお茶事情〜_image

トルコのガラスとちょっと不思議なティータイム 〜世界のお茶事情〜

トルコと聞くと、何を連想しますか? 荘厳な宮殿や美しい街並み、色とりどりの気球……。
最近日本でも目にするようになったトルコランプを連想する方も多いのではないでしょうか?
トルコではガラス産業が盛んに行われており、ランプ以外にもたくさんのガラス製品が存在します。
その中でも注目したのが、ティーカップ。
今回トルコのガラスを紹介してくださるのはトルコ雑貨専門店「セヴィンチエイト」の小坂さんとブルジュさん。
色も形もさまざまなカップが存在するのには、トルコのお茶にまつわる驚きの習慣に理由がありました。