定番とは何かを考え、この世界にない新しい定番をつくるブランド「THE」。「THE 飯茶碗」は、持ちやすさにこだわった形状を5つの異なる名産地の窯元に落とし込み、土、釉薬、仕上げなどそれぞれの産地の表情を愉しめる人気シリーズだ。
その現在のラインナップに加え、8月上旬から新たに唐津(佐賀県)、美濃(岐阜県)が登場。また、多様な所作に機能的に応える竹製の箸『THE 箸』も同時発売する。
『THE 飯茶碗 唐津』 と『THE 飯茶碗 美濃』
今回の新作は、人間国宝を輩出、高級ホテル・料亭に採用される2つの窯元が作り出す上級ラインナップ。
THE飯茶碗「唐津」は朝鮮唐津飯茶碗に倣い、碗の内側に鉄釉、外側に藁灰釉で仕上げている。THE飯茶碗「美濃」は、一流ホテルや料亭の器を専門に作陶する美濃焼の窯元・秀峰にて、黒織部、青織部、赤織部、志野織部など数ある織部釉の中でも代表的な、緑色の青織部を施す。
THE 飯茶碗はそれぞれの産地の特長を表情豊かに出せる仕上げにこだわっている。
窯の中の温度変化や置き方や場所、季節や時期によって、どれも全く同じ焼き上がりにはならない。
『THE 飯茶碗』のベーシックシリーズ
有田(佐賀県)、清水(京都府)、信楽(滋賀県)、瀬戸(愛知県)、益子(栃木県)の5つの窯元から製造。それぞれの産地の特長を愉しむために、同じ形、同じ白色で統一されている。
『THE 箸』
竹は強度があり、しなりやすく、箸先を細く作ることができる。そのためつまむ、挟む、割るなどの動作に力が要らない。また、『THE 箸』は竹の唯一の弱点である、「吸水性があるためカビが生えやすいこと」を克服するために、刷毛塗りで一つ一つ丁寧に漆塗りが施されている。
THE SHOP
定番とは何かを考え、この世界にない新しい定番をつくるブランド「THE」初の直営店。特定のモノにこだわらず、洋服から洗剤まで商品開発を行っている。自社オリジナル製品の企画だけでなく、「RHODIA」や「明治チョコレート」など多様なブランドともコラボレーションすることも多い。2017年10月には、京都 四条通の「藤井大丸」2階に、関西初の直営店をオープンした。