今展では、宇宙に輝く月をテーマに作品を発表。金箔、銀箔に熱を加え、変色させる技法で色彩を巧みに操る礫翔さんが表現する「月」。ぜひ会場でご覧ください。
礫翔さんの作品の多くは、「月」がテーマ。
箔工芸家への険しい道のり、多忙な日々の中、ふと夜空を見上げ月を眺めると、まるで母親の懐に抱かれているように安らぎ、希望の光が差し込んでくるのを感じたという礫翔さん。
作品には、そんな優しい光で包んでくれた月に感謝の気持ちを持ち続けたい、同じように目まぐるしい毎日を送る人たちへ、癒しや力を注いでくれる存在となってほしいといったメッセージが込められています。