箔アーティスト・裕人礫翔さんの個展「月を見る」が11/25(木)より開催

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箔工芸の技術を昇華して「箔アート」というジャンルを切り拓き、世界から注目される箔アーティストの裕人礫翔さん。11月25日(木)〜12月1日(水)まで、東京・銀座シックス5階のアールグロリュー ギャラリーにて個展「月を見る」を開催!

公開日:2021年11月17日

今展では、宇宙に輝く月をテーマに作品を発表。金箔、銀箔に熱を加え、変色させる技法で色彩を巧みに操る礫翔さんが表現する「月」。ぜひ会場でご覧ください。

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開催概要

裕人礫翔展「月を見る」

期間:11月25日(木)〜12月1日(水)

場所:東京都中央区銀座六丁目10番1号
GINZA SIX 5F 「Artglorieux GALLERY OF TOKYO

時間:10:30 - 20:30
※最終日は午後6時閉場

https://artglorieux.jp/

礫翔さんの作品の多くは、「月」がテーマ。

箔工芸家への険しい道のり、多忙な日々の中、ふと夜空を見上げ月を眺めると、まるで母親の懐に抱かれているように安らぎ、希望の光が差し込んでくるのを感じたという礫翔さん。
作品には、そんな優しい光で包んでくれた月に感謝の気持ちを持ち続けたい、同じように目まぐるしい毎日を送る人たちへ、癒しや力を注いでくれる存在となってほしいといったメッセージが込められています。

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Profile:金箔アーティスト 裕人礫翔さん

京都・西陣で箔工芸を営む父のもとで育ち、帯を作る工程の一つだった箔の技術をアートに用い、これまでにない「箔アート」というジャンルを切り開きました。

2002年、京都の400年続く老舗料亭「中村楼」にて作品を初披露。米ファッションデザイナーのラルフ・ルッチや仏コスメブランドのパルファムジバンシィなどとコラボレーション作品を展開し、国内外問わず活躍されています。
また、文化財保存を目的とするデジタルアーカイブ事業で新たな再現手法を確立し、特許を取得。「風神雷神図屏風」の高精細複製をつくり建仁寺へ奉納するなど、歴史的障壁画の複製に注力。NYメトロポリタン美術館など、海外で所蔵される作品の複製プロジェクトにも参加し、複製された作品は、その質の高さと文化的価値が認められ、「京版画」として商標登録されています。

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