彫刻家であり、真言宗の僧侶でもある小高一民さん。日々、死と向かい合い、拝み・祈るという生活の中で作品を作り続けています。
今回の展覧会では、2018年いりや画廊での展示以来、各方面から大好評の「恋し天使」を展示するとともに、新作「種まく恋し天使724号」を発表。
「種まく恋し天使」は、遠い過去に創造された未来の宇宙に無限色の種を蒔くことで、それぞれの種(しゅ)に宿る趣や佇まいを継承しつつ、更なる可能性を生み出します。「恋し天使」の新たなる展開。ぜひご覧ください。
小高一民さんProfile
1967年 埼玉県加須市に生まれる
1991年 東京藝術大学美術学部彫刻家卒業
2001年 大正大学仏教学研究科真言学専攻修士課程修了
2006年 StudioGO-ZANZE 開設
1999年に埼玉県栗橋町にある真言宗豊山派八幡山阿弥陀寺定福院にて得度、同寺の僧侶となる。
奈良長谷寺にて修行し、2000年に灌頂を受ける大正大学に編入後、仏教学研究科真言学専攻修士課程を修了学士論文「『即身成仏義』における六大について」豊山学会賞受賞。
修士論文「弘法大師の仏身観」真言宗豊山派管長賞受賞。
第21期詠歌研修所にて詠歌和讃を習得し詠秀補任、後に詠匠補となる。
新横浜歯科技工士専門学校にて美術を担当。
デッサン教室「縹はなだ」主宰。