『月光礼讃』10/3(日)より金箔アーティスト・裕人礫翔さんの個展開催

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公開日:2021年9月24日

日本の伝統を継承しながら新しい箔の魅力を生み出すアート作品により、世界で注目を浴びる金箔アーティスト・裕人礫翔さん。10月3日(日)より、東京・虎ノ門ホテルオークラ内MAYU galleryにて、個展『月光礼讃』〜箔+アートの世界〜が開催されます。

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Profile:金箔アーティスト 裕人礫翔さん

京都・西陣で箔工芸を営む父のもとで育ち、帯を作る工程の一つだった箔の技術をアートに用い、これまでにない「箔アート」というジャンルを切り開きました。

2002年、京都の400年続く老舗料亭「中村楼」にて作品を初披露。米ファッションデザイナーのラルフ・ルッチや仏コスメブランドのパルファムジバンシィなどとコラボレーション作品を展開し、国内外問わず活躍されています。
また、文化財保存を目的とするデジタルアーカイブ事業で新たな再現手法を確立し、特許を取得。「風神雷神図屏風」の高精細複製をつくり建仁寺へ奉納するなど、歴史的障壁画の複製に注力。NYメトロポリタン美術館など、海外で所蔵される作品の複製プロジェクトにも参加し、複製された作品は、その質の高さと文化的価値が認められ、「京版画」として商標登録されています。

礫翔さんの作品の多くは、「月」がテーマ。

箔工芸家への険しい道のり、多忙な日々の中、ふと夜空を見上げ月を眺めると、まるで母親の懐に抱かれているように安らぎ、希望の光が差し込んでくるのを感じたという礫翔さん。
作品には、そんな優しい光で包んでくれた月に感謝の気持ちを持ち続けたい、同じように目まぐるしい毎日を送る人たちへ、癒しや力を注いでくれる存在となってほしいといったメッセージが込められています。


「混沌とした時代が続いている。この先、より良い未来へ導いてくれる枝折はあるのか。
真っ暗な新月から、徐々に満ちて満月を迎え、また細くなって闇になる。月は毎日 その姿を変えながらも、私たちに光を与えてくれる。希望を与えてくれる。月を見上げ、 今日の自分を思う。そして、明日の自分に思いを馳せる。月には太古からのメッセージ、 生命力、そして未来への枝折が刻まれてるようにも感じる」

——裕人礫翔さん

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開催概要

 『月光礼讃』〜箔+アートの世界〜

開催期間:10月3日(日)〜10月30日(土)

開催場所:「MAYU gallery
〒105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-4
The Okura Tokyo オークラプレステージタワー 4F ショッピングアーケード

TEL:03-5561-8798

E-mail:info@mayugallery.com

https://mayugallery.com/

◎作家在廊日 予定:10月3.4.5日
◎期間中、混雑を避けるため、入場を制限し、お待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。

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