34の現代美術ギャラリーが参加!CADANが期間限定オンライン企画「CADAN : Online Support」を開始

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新型コロナウイルス対策によって休廊を余儀なくされ、展覧会の開催ができない状態となっている現代美術ギャラリー。こうした状況を受け、国内の現代美術を扱うギャラリーで組織される日本現代美術商協会(CADAN)は、オンライン企画による「CADAN:Online Support」を特設ウェブサイト上で公開します。期間は4月24日〜5月22日。

公開日:2020年4月24日

同企画にはCADANメンバーのうち34ギャラリーが参加。各ギャラリーが厳選した「いまあなたに見せたい渾身の作品」を3点ずつ、作品解説や選出の理由を参照しながら、オンラインビューイングで楽しむことができます。

世界のアートコレクションにまつわる記事「The CADAN TIMES」も掲載されています。今年2月に開催された「CADAN:現代美術」展内のトークイベント「コレクションと思考」に際してCADANメンバーが行ったリサーチをまとめ、企業や個人のコレクション作りの背景にあるそれぞれの個性的な考え方を紹介しています。

なお、「CADAN:Online Support」は、国内外のアートコレクターとギャラリーのためのオンライン・プラットフォーム「CaM by Muuseo」のシステムを使用しています。気になる作家や作品を見つけたら、作品ページの「Ask」ボタンを押し、直接取扱のギャラリーへお問い合わせのメールを送ることができます。またお気に入りの作品に「Favorite」を付けたり、感想や質問を「Comments」欄に記載することもできます。

閲覧には「CaM by Muuseo」のメンバー登録が必要です。参加ギャラリーまたはCADANの事務局(cadan.online@gmail.com)まで問い合わせいただき、アクセスのためのURLまたはQRコードを取得していただく必要があります。

<参加ギャラリー>
ANOMALY、青山|目黒、MEM、HAGIWARA PROJECTS、imura art gallery、Yoshiaki Inoue Gallery、タカ・イシイギャラリー、Yutaka Kikutake Gallery、ギャラリー小柳、小山登美夫ギャラリー、MORI YU GALLERY、無人島プロダクション、NANZUKA、nap gallery、TARO NASU、nca|nichido contemporary art、KOTARO NUKAGA、Satoko Oe Contemporary、Gallery Out of Place、MISAKO & ROSEN、SCAI THE BATHHOUSE、シュウゴアーツ、Takuro Someya Contemporary Art、スプラウト・キュレーション、STANDING PINE、タグチファインアート、Take Ninagawa、TALION GALLERY、東京画廊+BTAP、YUKA TSURUNO Gallery、WAITINGROOM、XYZ collective、ギャラリーヤマキファインアート、KAYOKOYUKI

開催期間:2020年4月24日(金)~ 5月22日(金)
企画:一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)
協力:CaM by Muuseo
URL:https://cam.muuseo.com/events/cadan_online_support

CADAN

日本現代美術商協会(CADAN:Contemporary Art Dealers Association Nippon)は、日本の現代美術の振興と普及、現代美術市場の確立と発展、現代美術作家の国際的な認知度の向上、若手作家への支援と人材の育成を目指し、日本の現代美術の発展に寄与することを目的として2015年に設立された非営利の業界団体です。

CaM by Muuseoについて

CaM by Muuseoは、国内外のアートコレクターとギャラリーのためのオンライン・プラットフォームです。コレクターは自分のコレクションをアーカイブ管理できるほか、他のメンバーとシェアすることができます。ギャラリーはコレクターのコレクションが分析できるほか、従来接点のなかったコレクターにも作品を開示できます。完全招待制とすることでメンバーの質を担保し、メンバー間のコミュニケーションを通じて、より良質なエコシステムの構築を目指しています。

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