ファインボーンチャイナとは?
ボーンチャイナは、骨灰と磁土を混ぜて焼いた磁器のこと。イギリスではじまり、軟質だが透光性に優れる。骨灰磁器とも呼ばれる。ファインボーンチャイナはその中でも、骨灰を50パーセント以上含む最高級品。純白で透明感があるのが特徴。
DOROTHY FEIBLEMAN(ドロシー・ファイブルマン)
アメリカ生まれ。彼女の象徴とも言える透光性のある白地に白の練り込み技法を使った陶磁器作品で知られる、国際的に活躍するアーティスト。1969 年以降、カラー粘土を使った練り込み陶磁器の草分け的アーティストとして活躍。1995年以降は透光性のある白地に白の練り込み陶磁器作品で国際的に広く名を知られるようになる。日本国内にも工房を持ち、日本でも長年に渡り制作活動を続けている。彼女の作品はニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館、豊岡市立美術館伊藤清永記念館(兵庫県)、岐阜県現代陶芸美術館をはじめ、数々の美術館に収蔵されている。
企画背景
高度な転写技術を活かしたプロフェッショナル向けの商品の開発を進めていたニッコーと、透光性のある陶芸作品の大量生産を模索していたドロシー・ファイブルマンが出会ったことで、開発された本シリーズ。
ドロシー・ファイブルマンの練り込み表現を見た目に美しく再現するだけではなく、ハードユースの業務用市場に対応する使いやすさと強度を兼ね備えた食器が生まれた。
また、通常はコレクターや美術館向けの一点ものであるドロシー・ファイブルマンの作品が、ニッコーの“Made in Japan”クオリティのファインボーンチャイナ製の食器として誕生したことで、より多くの人が楽しめるようになった。
既にニューヨークの有名百貨店に採用されるなど、アーティスティックな美しさと実用性を兼ね備えたハイクオリティな食器として高い評価を得ている。
商品の特徴
【CLOVER(クローバー)】
透光性のある白地に白の練り込みで表現されていたドロシー・ファイブルマンの作品「Clover」を、イングレーズという絵付け手法によって、ファインボーンチャイナに表現。光にあたると繊細なクローバーの絵柄が浮かび上がる。自然光たっぷりの朝食やティータイムなどで楽しみたい。
・18cmプレート ¥3,240(税込)
・兼用碗 ¥3,888(税込)※商品一例
【GEOMETRIC(ジオメトリック)】
緻密なGEOMETRIC(幾何学的図形)の絵柄が美しいシリーズは、ホテルやレストランなどのプロ向けに開発された。グレー・ピンク・ブルーの3色が展開。
・31cmプレート 各¥8,316(税込)※商品一例
【WAVE(ウェーブ)】
自然が作り出すWAVE(波)のモチーフを、ファインボーンチャイナに表現したシリーズ。ドロシー・ファイブルマンの陶芸作品にある波のデザインが奥行きのある絵付けで忠実に再現されている。
・27cmプレート ¥6,048(税込)
・21cmプレート ¥3,996(税込)
・16.5cmプレート ¥2,808(税込)※商品一例
※イングレーズ転写技法…釉上に絵付けして焼き付ける方法。 焼成温度が高温なので絵具は釉薬層中に溶け込み光沢と耐久性が増大します。
■ 発売について
ニッコー公式オンラインショップでも発売中です。
[ニッコー公式オンラインショップ]
URL:http://www.nikko-tabletop.jp
■ ニッコー株式会社について
ニッコー株式会社は、1908年に創業した陶磁器メーカーです。
一流ホテル、一流レストラン、有名百貨店などで多数ご採用いただいております。最高の品質と品位を提供するため、原料加工から最終工程に至るまで、石川県の自社工場で一貫して生産を行なっています。大規模な製造量を誇る陶磁器メーカーでは日本で唯一の存在です。