愛称板 急行  狩勝 指定席

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急行 狩勝 は1950年に函館駅 - 釧路駅間(函館本線・根室本線経由)で運行を開始した準急405・406列車をルーツとしています。
当初は小樽駅 - 釧路駅間を普通列車として運行していましたが、1955年に列車番号を407・408列車に変更し、全区間を準急列車化し、1958年には釧路発着編成に「狩勝」(かりかち)の列車名がつけられました。
1961年にはキハ56系が導入されて急行列車に昇格し、運行区間が札幌駅 - 釧路駅間に変更されています。
その後も急行 「狩勝」は 他の列車 と併結相手を変えたり路線を変更したりしながら活躍し、1990年に快速列車に格下げされ、急行 「狩勝 」 は廃止されました。
本品は、北海道愛称板 と呼ばれ、上部の穴かけがでっぱっております。
これは、雪の日に愛称板の装着をスムーズにおこなうためです。また北海道の愛称板は基本ホーローでできています。これは、プラスチックだと雪で固まって割れてしまうためです。
列車名の由来は十勝・石狩国境にまたがる狩勝峠からきています。この狩勝峠の旧根室本線に鉄道三大車窓の場所がありました。
所属標記は ○手 で手稲鉄道管理局となります。

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