Huntoniatonia(Huntonia) lingulifer

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デボン紀オクラホマ産の人気種の一つで、ダルマニテスの代表的な姿をしています。一昔前は、Huntoniaという属名でしたが、近年はHuntoniatoniaとされています。H.huntonensis(Ulrich & Delo,1940)やH.oklahomae(Richardson,1949)と比較すると明らかに尾棘が長いので見分けがし易い種類と言えます。

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    trilobite.person (orm)

    2021/07/01 - 編集済み

    さすが美しいHuntoniatoniaをお持ちですね。
    均整が取れていてプレパレーションの質も高く、とても美しい個体だなと感じます。
    ダルマニテスの中でも、特に綺麗な種類だと思うので好みの種なのですが、Fossileraなど見ていても人気種だけあって、綺麗で手頃な標本はすぐに売れてしまい、私は結局まだ入手できず仕舞いです。

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      Trilobites

      2021/07/02

      この個体は、7年ほど前に入手してもので、やや小さめで複眼も完璧に残っている訳ではないので、Black Cat Mountainにしては安価でした。Huntoniatoniaは、近年ほぼ産出が無いレベルなので、状態の良い個体は世界で取り合いになりますね。Fossileraは毎朝チェックしてますが、深夜にupされた個体が朝には売り切れてる事が殆どですね。デボン紀オクラホマ産を収集しているとHuntoniatoniaは、どれか1種類で良いので絶対に揃えたいですものね。

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    tatsutoy

    2021/07/06 - 編集済み

    オクラホマ州デボン紀三葉虫であれば、Black Cat Mountainの標本だと満足度が高いですね。属名が変わっていたのは存じあげませんでした。また、ダルマニテスの産出がなくなりつつあるとは気がかりです。昔は、オクラホマ、デボン紀産であれば、わんさか標本がある印象ですが、該当する地層が枯渇しているのでしょうか。

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      Trilobites

      2021/07/06

      属名は他の種類も馴染みのあるも種類も突如、変わってしまう事が多いので、余り変更されてしまうのも困りものですよね。Black Cat Mountainも近年は他のラボでも機器や剖出技術の向上により、昔ほど優位性は無いと思いますので、近年は拘っておりません。同じ産地でも20年前と今では産出種の偏りはありますね。Kainops raymondiやKettneraspis williamsiなどが現在は一般種ですが、昔は割合がもう少し少なかったですし、Lochkovellaは今の方が産出してます。代わりに各種HuntoniatoniaやDicranurus hamatus elegantusなどほぼ絶産レベルもありますので、掘る層によって偏りが出るのが収集してても見て取れます。

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