(C994-995)高山植物シリーズ 第1集 初日カバーコレクション

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発行日 1984.8.27

 鉱山植物シリーズは、人の目に触れることの少ない美しい高山植物を広く紹介し、それへの理解と関心をいっそう深め、自然保護思想を普及する目的をもつ。ミヤマウスユキソウは、キク科の多年草で高さ7~15センチ、株全体に絹のような細い毛がびっしり生えていて繊細な感じの植物。ウルップソウは、ゴマノハグサ科の植物で、北海道の礼文島、本州の白馬岳と八ヶ岳にだけ見られる。

※1984年当初の説明です。

額面・種類 
  60円 2種
図案    
  ①ミヤマウスユキソウ
  ②ウルップソウ
原画構成者  
  ①②東角井 良臣
版式・刷印 
  ①②グラビア4色 凹版1色
印面寸法  
  ①よこ25×たて33.5ミリのたて型
  ②よこ35.5×たて25ミリのよこ型
シート   
  ①よこ4×たて5=20面構成
  ②よこ5×たて4=20面構成
発行数   
  ①②3,300万枚

#切手
#初日カバー
#FDC
#高山植物シリーズ

■村田ユリ女史(自然植物画家)によるカバー挿絵による初日カバーとマキシマムカード

①ミヤマウスユキソウ
https://muuseo.com/stamp_collection/items/103
https://muuseo.com/stamp_collection/items/104

②ウルップソウ
https://muuseo.com/stamp_collection/items/112
https://muuseo.com/stamp_collection/items/113

「ミヤマウスユキソウ」初日カバー
ミヤマウスユキソウ(キク科)  エーデルワイスは誰でも知っているヨーロッパの高山植物であるが、本種は日本のエーデルワイスである。エーデルワイス(ウスユキソウ)の仲間はヨーロッパ、アジア、南アメリカに約30種類ほどある。日本にも4種類ほどあり、いずれもよく似ているので区別が難しい。植物全体に白い綿毛が生え、白くみえるので、雪を想像してこの和名がつけられたのであろう。美しい種類である。花は黄色で、ほう葉群といわれる短い葉の集まりの中心に数個の花(頭上花)がつく。本種は東北地方の高山帯のれき地に生える草丈15cmほどの草で、大群落にはならないが、高山植物の代表にふさわしい種類であろう。花は7月~8月に咲き小さな実をつける。秋田県の駒ヶ岳には非常に多い。至仏山、谷川岳などに、これより小型のホソバヒナウスユキソウがあって、かわいい。この仲間は非常に変化が多く種々名前がつけられている。山草愛好家が愛する植物で鉢植えにして栽培するが、平地ではなかなか葉色が美しくでない。そのうえ、真夏の高温・高湿には耐えず腐ってしまうことが多い。もちろんヨーロッパのエーデルワイスもあこがれの花で栽培するがやはり同様にむずかしい。 #切手 #初日カバー #FDC #高山植物シリーズ
https://muuseo.com/stamp_collection/items/103
「ウルップソウ」初日カバー
ウルップソウ(ゴマノハグサ科)  ウルップは千島列島の島の名前で、この島に野生が多いために名付けられたという。ただこの草は分布が広く千島、樺太、北海道(レブン島)、本州中部(北アルプス)、シベリア、アリューサン。アラスカなどの高山れき地に自生する。この仲間は約10種あり、日本には3種みられる。草丈20cmぐらいで、葉は大きく葉柄をもった丸い根生葉をだし、かなりの大株になる。本種の学名ラゴチスとはウサギの耳という意味でこのような葉形からきている。花は7-8月に長い花茎を伸ばして穂状の花をつける。花色はスミレ色、青色で非常に美しい。まれに白花(シロバナウルップソウ)がある。  本種の変種に北海道夕張岳に生えるユウバリソウがありこれも美しい。大雪山にはオソバウルップソウがある。花色が美しので、山草家は鉢植することがあるが、暑さや多湿に弱く平地での栽培がむずかしい。あらい砂植えて作るが、根が太く強いので鉢植では鉢内におさめるのがたいへんである。このような高山植物は減生地で勧賞するのが自然であろう。ただ北地のロックガーデンではかなりよくできている。 #切手 #初日カバー #FDC #高山植物シリーズ
https://muuseo.com/stamp_collection/items/112

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