キューバ/1978 ハバナ動物園の動物たち(1)【Wild Animals of the World Stamp Collection】

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【キューバ】
 西インド諸島のキューバは動物切手発行の多い国である。それらのうち鳥や海の生物などはほとんど自国の動物を描いているが、哺乳動物はキューバソレノドンなど特殊な一部の種類だけで、貧弱であり、そのためか、キューバ発行の哺乳動物には外国産が多い。今回のセットもその例で、アフリカのファウナ(動物相)と題して、アフリカの代表的な哺乳動物を取り上げている。オカピ、シロサイ、マンドリルは発行国が少ない切手である。

●シロサイ(サイ科)
中央アフリカと南アフリカに離れて分布し、ふつうは2,3頭の家族で暮らす。口は幅が広く、クロサイのようにとがらず、草を食べるのに適している。サイの中では最も大きく、体長5m、体重が3.5t、つのも長いのは1.5mになる。

●チータ(ネコ科)
最も足の速い動物の一つで、時速120kmも出せる。ただし、このスピードは長く続かないので、こっそりしのび寄るか、待ちぶせして襲いかかる。ヒョウに似るが、頭は小さく、斑点はヒョウのように数個がかたまらない。斑点は子では不鮮明。

●オカピ(キリン科)
ザイールの深いジャングルにすみ、夜行性で数も少ないため、発見されたのは20世紀になってから。最初はシマウマの一種と思われたが、ひづめは二つにわかれ、雄には短いつのがあり、キリンに近い。主に木の葉を食べる。背たけは2.5mほど。

#切手

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