電気機関車シリーズ 第1集(4)EF58形式急行旅客用電気機関車(1946-84)

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戦後の旅客輸送増強用として新設計されたもので、1946~48年に31両が製作された。車輪配列はEF53と同じ2Co+Co2形で、車体の前後にデッキがある。重量98t。戦後の資材不足と技術の低下を補うために、不急の部品を省略した実用一点ばりの設計だが、出力1.600KWの高性能機であった。その後、世相の安定化に順応して、パンタグラフの大形化、高速度遮断器の取付けなどの大改良が加えられた。

 1952年からは、旅客暖房用のボイラーを社内に装置するために、前後デッキを覆う大きな半流線形の車体に変更し、主電動機も大形化して、出力1,900kw、重量115tの、わが国の旅客列車用としては最大・最高性能の電気機関車となった。新形は1958年までに、141両が新製され、旧形の31両もすべて新形同様に改造され、東海道線や高崎・上信越線の急行列車として活躍した。

 車体の色は、最初は従来通りの葡萄色一色であったが、1956年の東海道線電化完成を機に、切手に描かれているイエローグリーンやブルーなど、多彩なものになった。

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    Railwayfan

    2020/05/01

    青大将で、こんなに綺麗な写真があるとは・・・凄い・。
    青大将は塗装の件で鉄道模型界などで塗装に関して波紋を呼んでいます。
    青大将が活躍していたのは、モノクロ写真が当たり前だった時代。
    当時の写真に着色しても、活躍していたころの緑の塗装は完全に復元できないようです。
    そのため、鉄道模型メーカーは「こんな緑色だったんじゃないか?」と考えて塗っている話があります。

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      お気に入り切手ミュージアム

      2020/05/01 - 編集済み

      そうなんですね(^_^;

      貴重なポストカードかもしれません。

      そういえば、子供が小さいときに買ったプラレールの色も。。。。

      ※画像はネットにあったものを勝手に拝借m(__)m

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