The Section / Forward Motion

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(1973)
ザ・セクションの2ndアルバム。ロバート・アッパーとザ・セクションのプロデュース。
このアルバムでは、リー・パストラとセルジオ・パストラの2人のパーカッションを起用して、音楽的なフィールドをさらに広げた感じの内容となっている。カンケルとスカラーの安定したリズム隊は、ダーギーとコーチマーのフリーな演奏を引き立てているようだ。
ザ・セクションは“フュージョン”という言葉が使い出される前に出てきたバンドだが、今ではフュージョンの枠に吸収されているのが残念。どちらかと言えば、ジャズ系のミュージシャンが中心となっている感じがしているからだ。
現状はレコード会社がフュージョンという枠に入れて販売しているので、レコード店でもジャズの売り場に置かれているようだ。後のフュージョンに繋がる内容と言えるので仕方ないのだが、ちゃんと流れを追っておきたい気がする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Smilin' Ed
02. El Mirador Bolero
03. A Kind of Albatross
04. One Drum
05. Bullet Train
06. Forward Motion
07. Baby Lame'
08. Get Down, Philtdown
09. The Garden of Ryoanji
10. Burning Bush

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