TOMIX 【92170】JR キハ187-500系 特急ディーゼルカー 基本2両セット

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キハ187系は、キハ181系の置き換え用として、JR西日本が開発した特急形ディーゼルカーで、同系は曲線通過時のスピードアップを目的として、制御付自然振子方式を採用しました。
これは、車両が走行する線形をあらかじめ記憶し、空気圧制御によって曲線直前から車体の傾斜をアシストするもので、従来の自然振子方式に比べ、よりスムースな曲線通過が可能となりました。
また、エンジンはコマツ製SA6D140-H-I形(450px)を1両に2基ずつ搭載し、低速域からのスムースかつ強力な加速、最高速度120km/hという性能を実現しました。
軽量ステンレス構造の車体は、ゆとりある客室レイアウトを重視した結果、切妻形のスタイルが採用されました。その側面および前面には、山陰の風光明媚な沿線風景にマッチする様、青と黄色が効果的に配され、特に前面に大胆に使われた黄色は、車両の遠方からの視認性を高める、警戒色としての機能も果たしています。

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