Lonchodomas volborthi

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モロッコやイギリスなどオルドビス紀の広範囲で産出するLonchodomasですが、立体的な姿で全体像を把握できるのはロシア産に勝る産地は無いと思います。3本の棘は長く張り出しており、しなやかにカーブを描いていて、柔軟性がありそうにも見えます。見た目が同じAmpyxとの区別は、コレクターに知られていますが、Lonchodomas (ロンコドマス)は体節の数が5つ、Ampyxは体節の数が6つである事を一応、記載しておきます。

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    tatsutoy

    2022/11/01 - 編集済み

    この標本はどの様に搬入されたのでしょうか?破損が怖くて持ち運びが難しそうです。

    手持ちの標本はAmpyx nasutus, DALMAN 1827と記載されていましたが、肝心の体節が欠けており、素人目には鑑別不能です。腕足類らしき化石の横に収まる小ぢんまりした標本です。

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      Trilobites

      2022/11/02

      ロシア産標本の固定は、ベニヤ合板木箱に穴を開け、太い針金で固定が一般的です。この針金を外したり、取り付けたりが意外と力が要るので神経を擦り減らしますね。

      Ampyx、体節以外にも同定ポイントがあるんですね。それと、ロシア産の不完全な標本は、余り出回らないので、珍しいですね。

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