Agraulos ceticephalus

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棘も眼も無い地味な種類です。カンブリア紀チェコ産では、本種の様な地味な幾種か見られます。現在は枯渇していますが、昔はそれなりに産出する種類でありました。見た目で区別が難しいチェコのカンブリア紀地味種ですが、一つの見分け方に母岩や三葉虫本体の色が目安にできます。本種は、鮮やかなオレンジ色の本体なので、区別しやすいです。綺麗なオレンジ色は、生存時からこの色ではなく鉱物置換の影響でしかありません。

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    Trilobites

    2020/09/05

    爆裂する紅伝説2013年10月22日 20:38
    おお、ぼくも同じ産地のAgraulos ceticephalusを持っております。小型ながらも、母親とのコントラストの良いオレンジ色が綺麗な標本であります。形は地味ながらも、かわいい種だと思います。

    013年10月22日 21:03
    > フィロさん 
    フィロさんの標本を拝見しましたが、母岩の雰囲気から質感まで全く同じなので、同時期に採取された標本かもしれませんね。それにしてもフィロさんは、いつも玄人好みの種類に注目されていて、この様な種類の標本に価値を見いだせるコレクターは、本物ですね~。

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