Rhinoferus kolenkoi

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Megistaspisという学名も併記されることがあります。Megistaspidella(Spinopyge) と外観上は同じですが、頭部の中央に瘤上の突起があるのが最大の特徴です。本種も数種類が記載されていますが、瘤の大きさや三角の頭部や尾部の形状で区別しています。本種は、小さな瘤と頭部と尾生の尖がり具合が最も見かけるR.hyorrhinusより尖っていないのが特徴です。Rhinoferusの仲間は希産として知られ、ロシア産を中心に集めているコレクターでも入手が困難な場合があります。また市場に出ても丸まった個体が多く、ほぼ真っすぐに伸びた個体が殆どありません。

【標本リンク】FOSSILERA
https://www.fossilera.com/fossils/2-25-rare-rhinoferus-trilobite-putilovo-quarry-russia

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    Trilobites

    2020/08/23

    ORM2019年04月02日 22:42
    稀産とは言えそれなりに見かける、R.hyorrhinusの方かと思いきや、この標本はまた別の、より数の少ないタイプのリノフェラスなんですね。もしかしたら、どこかで見かけた事があるのかもしれませんが、あまり聞き覚えのない種小名に思えます。

    2019年04月03日 06:50
    > ORMさん 
    Rhinoferusは、ロシア産の中でも入手困難種で、ロシア産を中心に集めているコレクターでも入手出来ていないコレクターも多いと思います。その中でも何故か真っ直ぐ伸びた個体が殆どないんですよね。流石にRhinoferusは1種類で満足です。

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