第6集 輪島塗(2) (伝統的工芸品シリーズ切手 初日カバー)

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 切手の作品は輪島塗の代表的な加飾法である蒔絵、沈金による作品で、明治、大正時代に作られ、いずれも現在輪島漆器会館資料館に所蔵されているものである。

 蒔絵とは、塗面に漆で文様を描き、金銀粉を蒔いて金銀の絵文様を表わす技法で、平蒔絵、高蒔絵、研出蒔絵の三種に大別される。また、その地蒔として金地、平目地、梨子地などが、装飾として使われる。

 沈金とは、中国で鎗金(そうきん)と呼ばれるもので、塗面に文様を線刻し、そこに金箔を埋めて。金の絵文様を表わす技法である。金箔の代わりに、銀箔を持ち家うこともあある。

※1985年当初の説明です。

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