第5集 南都鉄器(2) (伝統的工芸品シリーズ切手 初日カバー)

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 一般に用いられる鉄瓶は、茶の湯釜のうち、注ぎ口と弦(つる)のついた野点(のだて)用の手取釜が、日用の湯沸かしとなったものであるといわれている。鉄薬罐(てつやかん)ともよばれていたが、江戸時代の終わりに鉄瓶と呼ばれるようになった。

 底の内側に何枚かの鉄片を漆で2~3ヵ所張りつけたものがあるが、これは煮金(鳴金)といって、湯を沸かしたとき音を発するためのものである。

※1985年当初の説明です。

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