ミヤマリンドウ(高山植物シリーズ 初日カバーコレクション)

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 リンドウの仲間はアフリカ以外の世界に広く分布する種類で、約400種もあるという。したがって平地から高山まで、様々の場所に野生する。高山性の種類も多く特にヨーロッパアルプスや日本の高山に多い。リンドウの仲間は花色がブルーが多く美しいので好まれる種類が多い。

 本種は小型の多年草で、高山帯、亜高山帯の湿気がある草地のお花畑に群生することが多い。草丈は約10cmで引く、葉は対生、長さ1cmほどで、やや肉質の卵型である。茎の基部は地面をはっているが茎の上部は立っている。花は1-2cmの長さで、茎の先端に5裂した鐘型のいわゆるリンドウタイプである。本種には白色のシロバナミヤマリンドウもある。花期は7-8月である。

 山草としてリンドウの仲間は人気があり(例えばGentiana verna)、本種も栽培家に愛培される。しかし栽培はむずかしいので、このようのな植物は原生地で大切にして保護していくことが必要であろう。

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