ヤンバルテナガコガネ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)

0

ヤンバルテナガコガネ

コガネムシ科

学名:Cheirotonus jambar Y.KUROSAWA

このみごとな、わが国最大の甲虫の発見は、甲虫界だけでなく昆虫界最大のニュースであった。本種は日本産甲虫を代表する昆虫としてふさわしい品位と貫禄を兼ねそなえている。

 本種の属するテナガコガネ族(Cheirotonus)には役10種あり、インドシナ半島を中心とした地域に限って分布している。本種は、台湾などに分布するテナガコガネ(C.jansoni)などに近いものとされ、黒沢良彦博士によって1984年、命名記載された。

 体長は62mm、雄の前肢の長さは31mmにも達するが。他種にくらべると、太く短かく、古い形を残しているものと考えられている。前胸背は、くすんだ光沢のある青銅緑色をしている。上ばねは、暗褐色の斑紋があるものがあるが、雄の多くは銅緑色の光沢のある黒一色で、このみごとな色が、本種の特徴である。

#切手
#初日カバー
#FDC
#昆虫シリーズ

Default