ルービック・キューブ(ハンガリー)「世界のスポーツ切手コレクション」

0

 1970年代の中頃、ハンガリーの建築学教授、エルノ・ルービックは、自分の学生たちに3次元の物体を理解させるための教材として独特な立方体を作り出しました。それが教材として役立ったかどうかは不明ですが、パズルとしてはルービック・キューブと呼ばれてすばらしい成功をおさめ、世界じゅうで合計3,000万個も売れました。

 ルービック教授の作り出したキューブは、1つの正方形を単純に27個の小六面体に分割したもので、キューブの各セクションが回転できるように工夫されていました。ミソはキューブの6面をべつべつの色に色分けしたことです。挑戦者はまず着色した小六面体をごた混ぜにし、ついで小六面体を並び代えてそれぞれの面が一色になるようにします。

 しかしそれは以外に難しく、とくにルービック・キューブに可能な組み合わせが、少なくとも
43,252,003,274,489,856,000通りはあると考えると、気が遠くなりそうな作業です。

 ルービック・キューブはたちまち大ブームとなり、多数の副産物(ルービック・リベンジや、ルービック・ポケット・キューブを含む)や、熱心なルービック・キューブ・ファンのための参考書や季刊誌まで出版されたのです。腕に覚えのあるキュービストたちがしばしば一堂に会し、技を競い合いました。出場資格者は1分以内に完了しなければなりません。これまでのところ、その所要時間の最高記録は28秒です。

※1983年当初の説明です。

#切手

Default
  • 誰が、なんと言おうとも、。。。

    「スポーツ」です!!

    (^_^;

    返信する
  • File

    baggio10

    2020/03/10

    片手だけで6面そろえてる人がいたのを見たことがあります。しかもめっちゃ早いスピードで。その時、ルービックキューブはパズルを超えた何かだと思いました。今わかりました。ルービックキューブはスポーツです!!

    返信する
    • File

      お気に入り切手ミュージアム

      2020/03/10 - 編集済み

      108種類あるこのシリーズですが、スポーツというテーマの中に、
      もっとヤバい切手が合ったりします。

      ルービックキューブは(まだ)スポーツですよ!!

      返信する
  • File

    ace

    2020/03/10

    今、4秒台みたいですよ😅

    返信する
    • バラバラにして組み立てるだけでも、
      30分はかかりますよ(^_^;

      返信する