Sting / 57th & 9th

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(2016)
待望のスティングの12枚目のアルバム。マーティン・キーゼンバウムのプロデュース。
スティングの作る音楽の対象がここ何年かは、今までとは違った方向に向いていた感じがする。それはそれでいい内容だったのだが、やっぱりスティングはシャープなサウンドの中で歌っているのが好きだ。
このアルバムは、ホントに久しぶりとなるロック・シーンのど真ん中を疾走している感じがする。
ヴィニー・カリウタとジョッシュ・フリーズが4曲ずつドラムを叩き、ドミニク・ミラーがギター、そしてスティングがベースを弾いている。
スティングは単独で3曲だけ書いていて、あとは共作となっている。この3曲は曲ごとにテイストが違っていて、“Heading South On the Great North Road”はココロに染みる感じだ。
“おかえりなさい”って言葉がぴったりな内容かもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. I Can't Stop Thinking About You
02. 50,000
03. Down, Down, Down
04. One Fine Day
05. Pretty Young Soldier
06. Petrol Head
07. Heading South on the Great North Road
08. If You Can't Love Me
09. Inshallah
10. The Empty Chair

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