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Sting / 57th & 9th
(2016) 待望のスティングの12枚目のアルバム。マーティン・キーゼンバウムのプロデュース。 スティングの作る音楽の対象がここ何年かは、今までとは違った方向に向いていた感じがする。それはそれでいい内容だったのだが、やっぱりスティングはシャープなサウンドの中で歌っているのが好きだ。 このアルバムは、ホントに久しぶりとなるロック・シーンのど真ん中を疾走している感じがする。 ヴィニー・カリウタとジョッシュ・フリーズが4曲ずつドラムを叩き、ドミニク・ミラーがギター、そしてスティングがベースを弾いている。 スティングは単独で3曲だけ書いていて、あとは共作となっている。この3曲は曲ごとにテイストが違っていて、“Heading South On the Great North Road”はココロに染みる感じだ。 “おかえりなさい”って言葉がぴったりな内容かもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. I Can't Stop Thinking About You 02. 50,000 03. Down, Down, Down 04. One Fine Day 05. Pretty Young Soldier 06. Petrol Head 07. Heading South on the Great North Road 08. If You Can't Love Me 09. Inshallah 10. The Empty Chair
The Last Shipk-69
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Sting / Symphonicities
(2010) スティングが自身の曲に新たな息吹を吹き込んだって感じのアルバム。オリジナルの魅力を損なわずに、3つのオーケストラを使い分けての録音に緻密な感じがする。 個人的にはポリス時代の曲に新鮮さを感じる。ソロになってからの曲は、ある程度のスケール感を持っているが、ポリス時代の曲がこんなに見事に変わっているのに驚く。スピード感を失ってはいるが、ラグジュアリー感がもの凄いある。 11月にライヴ・アルバムが出ている。このアルバムに入っていない曲も演奏しているので、こちらも必聴です。 《songlist》 01. Next to You 02. Englishman in New York 03. Every Little Thing She Does Is Magic 04. I Hung My Head 05. You Will Be My Ain True Love 06. Roxanne 07. When We Dance 08. The End of the Game 09. I Burn for You 10. We Work the Black Seam 11. She's Too Good for Me 12. The Pirate's Bride
If on a Winter's Night... The Last Shipk-69