- Railwayfan Museum
- 325F 航空館 全日空商事 ダイキャストモデル 1/500
- 全日空商事 【1/500】〔NHS52003〕 B737−700ER "ANA Business Jet" JA10AN /DHC−8−400 JA845A 2機セット
全日空商事 【1/500】〔NHS52003〕 B737−700ER "ANA Business Jet" JA10AN /DHC−8−400 JA845A 2機セット
B737−700ER "ANA Business Jet" レジ JA10AN
DHC−8−400 レジJA845A
2機セット
〜BOEING 737-TODER "ANA Business Jet"〜
ANAがローンチカスタマーとなって開発された
BOEING737-700ERはBOEING737-700の胴体にBOEING737-800の翼およびランディング
ギアを採用したBOEING737ファミリー最長の航続性能を誇る航続距離延長型である。
BOEING737-700をベースに最大9つの燃料補助タンクを搭載し実質航続距離は約9,000km
程度のものとなる。
諸条件にもよるが例えば東京からシドニー、東ヨーロッパ、インド、アメリカ西海岸といった地域にも就航可能となるため既存の「小型機=短距離」との概念を変えるものである。
世界に先駆け2007年3月25日よりエアーニッポンが運航を開始した。
ANAグループでは現在までに2機の導入を決定。いずれも「ANA ビジネスジェット」と銘打って新しいコンセプトに基づく機体仕様・サービスを提供する。
具体的には従来の737-700の標準座席設定(118席〜136席)を大幅に減少させた48席(初
号機:CLUB ANA BJおよびプレミアムエコノミーBJの2クラス設定)・36席(2号機:全席 ビジネスクラス(CLUB ANA BJ))の設定とし、ゆとりのあるシートピッチ・シート幅で寛ぎの空間を提供する「ビジネスジェット仕様」とした。
またエンターテイメント・アメニティーにも機能性・オリジナリティー・高級感を盛り込んだ。ビジネス需要基調が強く、将来的なマーケットの成長が見込まれる路線に対して、投入される予定である。
2007年3月25日より中部国際空港を利用したANAの5番目の国際線ルートとなる名古屋=広州線[中国]に初号機(JA10AN)が就航、同年9月1日から成田=ムンバイ線[インド」に2号機(JA13AN)が就航した。
〜DHC-8-400〜
DHC-8-400はカナダのボンバルディア・エアロスペース社が開発した高速双発ターボプロップ機である。
ANAグループのエアーニッポンネットワークが2002年7月に就航したDHC-8-300に続いて伊丹空港におけるプロペラ機用の発着枠を活用した事業開始を目途に導入し平成2003年11月1日より伊丹一高知線に就航した。
通称Q400。QはQuiet/静粛性を意味し、客室内や外部への騒音が少なくNVS (Noise and Vibration Suppression) systemと呼ばれる客室内騒音低減装置により飛行中の騒音を大幅に抑えている。
旅客機のキャビンにこのシステムが導入されたのはDHC-8シリーズが初めてである。
Q400は出力5,070shpのプラット&ホイットニーカナダPW150Aエンジン2基と直径4.11mの最新型ダウティ・エアロスペース・プロペラーズ式R408型6枚ブレードによりDHC-8シリーズ中最高速となる650km/hの巡航速度を誇っている。
これはYS-11型機の1.5倍でありジェット機で1時間内外の路線であればほぼ同じ所要時間で到着することが可能になった。
高翼機の特徴である見通しの良い景色と共に間接照明を取り入れたキャビンは明るくジェット機と同様に手荷物収納棚を装備している。
座席ピッチも32インチ(約81センチ)とゆとりあるスペースが確保されている。座席数はYS-11型の64席より大型の74席である。2005年2月の中部国際空港開港時よりANAグループのエアーセントラルとの共通事業機となり4回の追加発注と合わせてJA841AからJA854Aの14機(平成20年1月現在)が活躍中。
(パッケージはJA841Aの画像を使用。)