全日空商事 【1/500】〔NH50037〕 ANA B747SR−100

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全日空 B747SR−100
レジJA8157

747SR-100型はL-1011に続く次期大型機材として1977年に導入決定し1979年からANA国内線に就航した4発の大型主力機材である。
SRは SHORT RANGE の路で長距離路線用に開発されたB747-100型機を離着隆の頻度が高くなる短距離路線での運航に耐えうるように胴体、主翼、尾翼の各構造部分の強化を図ったもので構造強化に要した補強材の重さは約1.4tに及んだ。
装備エンジンは当時1,100万飛行時間に及ぶ高い信頼性をもったゼネラルエレクトリック社のCF6エンジンの改良型CF6-45Aエンジン。
このエンジンは長距離用CF6-50Eの推力を減格して使用するディレイトエンジンで必要時には推力を46,500ポンドから52,500ポンドまで引き上げて最大離陵重量を約341tに導入時のスーパージャンボはモヒカンルックで登場増やし海外長距離路線に使用することが想定されていた。
ANAのB747SR-100にはANA独自のイメージを確立するためスーパージャンボの愛称がつけられ1979年1月25日、東京〜札幌線51便から世界初の500席仕様で国内線に就航した。
SRは合計17機導入され、空の大量輸送時代の象徴として果たした役割は大きく、1989年にはLRを含めて最大23機のスーパージャンボが運航されていた。
JA8157は1981年国内線用に製造されたB747SR-100型の15号機でボーイング製造番号22710。
国際チャーターに使用されることが多く、後にキャビンのギャレー、トイレ等を国際線仕様に改修し内際に活躍する国際線機材となった。
装備エンジンはB747-200Bと同じCF6-50E2.9,110kmの航続距離を活かしてホノルル線、シドニー線、アジア路線等に活躍してきたが国際線機材の充足に伴い、後にスーパーシート20席を含む455席仕様の国内線投入機材になっている。
モデルのJA8157は僚機の退役によりANAに残る最後のスーパージャンボとなったが2006年3月10日鹿児島〜羽田NH624便を最後に退役している。

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