全日空商事 【1/500】〔NH50044〕B747SR−100 モヒカン "FAREWELL SUPER JUMBO LAST FLIGHT MEMORIAL" JA8133

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B747SR−100
モヒカン 
"FAREWELL SUPER JUMBO LAST FLIGHT MEMORIAL"
JA8133

B747SR-100型はL-1011に続く次期大型機材として1977年に導入決定し1979年からANA国内線に就航した4発の大型主力機材である。
SRはSHORT RANGE の略で長距離路線用に開発されたB747-100型機を離着隆の頻度が高くなる短距離路線での運航に耐えうるように胴体、主翼、尾翼の各構造部分の強化を図ったもので構造強化に要した補強材の重さは約1.4tに及んでいる。
装備エンジンは当時1,100万飛行時間に及ぶ高い信頼性をもったゼネラルエレクトリック社のCF6エンジンの改良型CF6-45Aエンジン。
このエンジンは長距離用CF6-50Eエンジンの推力を減格して使用するディレイトエンジンで必要時には推力を46,500ポンドから52,500ポンドに引き上げて最大離陸重量を約341tに増やし海外長距離路線に使用することを想定していた。
ANAのB747SR-100にはANAのジャンボ独自のイメージを確立するためスーパージャンボの愛称がつけられ、1979年1月25日、東京一札幌線51便から500席仕様で国内線に就航した。
SRは合計17機導入され、国内線の大量輸送時代の象徴として果たした役割は大きい。昭和57年からは国際チャーターをはじめ一部は国際線機材としても活躍した。B747-4000、B777-300等の後継機材の導入が進み2006年3月10日の鹿児島一羽田624便を最後に全機退役することになった。
B747SR-100はモヒカンルックで登場した最後の機材でありB747-200Bと共にフライトエンジニアが乗務するANA最後のスリーメンクルー機でもあった。
JA8133は1978年11月に国内線用に製造されたB747SR-100型の初号機でボーイング製造番21604。1978年12月25日に大阪空港に到着、1979年1月25日、東京一札幌線51便から国内線に就航した。
初日の就航路線は東京一札幌線51/52便、61/62便、東京福岡線263/268便。
長らく国内線に活躍してきたが1994年に退役した。
モデルはモヒカンルックで活躍した導入当時を再現したもの。

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