マイクロエース 【A9335】 オシ16-0・2000 2両セット

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オシ16形は1962(昭和37)年にスハ32系をベースに6両が鋼体化改造で登場した食堂車です。
車体中央に調理室とビュッフェカウンターを、両側にサロン室を設置して、夜行急行列車における休憩スペースとしての利用が想定されていたため、出入り台の無いことや左右両面で外見が異なるなど異色の車両として知られました。
蒸気暖房仕様の1番から3番と、電気暖房仕様の2004番から2006番が登場し、このうち0番台は乗り心地向上のために台車がTR47に交換されたのが特徴です。
晩年は品川客車区の0番台が急行「瀬戸」、尾久客車区の2000番台が急行「十和田」で活躍しましたが、夜行急行列車の寝台特急格上げの進行とともに活躍の場を失い登場から10年あまりの1972(昭和47)年に引退しました。

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