パソコンテレビX1 turboZ CZ-880C

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turboZ初代機。本体色はブラック (B) とオフィスグレー (E) の2色。当初、専用ディスプレイTVはX68000兼用のCZ-600Dだったが、後にCZ-880Dが発売された。1987年度グッドデザイン賞受賞

1986年12月には、1カ月前に登場した turbo III にAV機能を強化したX1の最上位シリーズであるX1turboZ(エックスワン ターボ ゼット)がX68000と同時に発表された。これ以降turboシリーズはturboZシリーズに集約されることとなった。
強化された表現機能
従来デジタル8色の出力のみであった表示機能が強化され、4096色同時表示可能(320x200ドット時)なグラフィック機能とアナログRGBパレット(コネクタはD-Sub15ピン)、ハードウェアスクロール、ビデオキャプチャやモザイク機能などを追加した。ただし、他者の競合機種がVRAMの制御に専用のコントローラやサブプロセッサによる描画のサポートをさせたり、ALUなどによってVRAMへのアクセス処理そのものの軽減を周辺チップによってはかったのに対し、turboZではそれらの仕組みは導入されなかった。そのため、多色描画が可能であるものの、4096色モードでは1ピクセルの描画に12回のアクセスが必要という処理量の増加が見られた。デジタイズされた画像の表示など用途によっては表現力の向上があったものの、動きを要するような処理には多色モードは利用しにくかった。
サウンドはオプションであったステレオ8チャンネルのFM音源であるYM2151を標準搭載。入力クロックはチップ規定の値ではなくCPUクロックと同じ4MHzが使われているため、チップの本来の設計とは若干異なる波形を生成する。従来機種では内蔵音源であるPSGとのミキシングがサポートされていなかったが、本機で内蔵されることにより、標準状態でミキシングされた出力を得られるようになった。
また、マウスが標準装備となっている。X1turboZIIおよびZIIIでは、CRTCが上位互換のMB89321Bに変更されている。
X1turboZII以降にはZ-BASICが標準添付され(X1turboZでは別売)、これらの機能はBASICからも利用が可能になっていた。
turboZシリーズに標準搭載されたFM音源やアナログRGBは後発だっただけに、いくつかの点で競合する他機種よりカタログスペック上は優れていた。しかし、こうしたAV機能の進化が他機種に比べて遅れ気味だったこと、CPUクロックが据え置きであり処理を軽減する仕組みが導入されなかったこと等もあり、その機能をフルに使った専用アプリケーションはほとんど発売されなかった。また他機種より優れていたがゆえに互換性が低い問題があった。これはソフトウェア移植の障害となり、移植されてもそれらの機能が十分活用されないことにもなった。後期のソフトウェアには、パッケージやマニュアルに記載されていないものの、turboZシリーズで実行した際はアナログパレットを使用する『ユーフォリー』などのソフトウェアはあったものの、機能の活用は限定的であった。
turboZにより機能強化が図られたものの、同時に発表されたX68000との性能差からあまり注目されず、X1turboZ専用ソフトはほとんど発売されないまま、X1シリーズの流れはX68000シリーズへ継承されていった。(Wikipediaより)

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  • 110404 1528 01

    マ・政吉

    2024/04/29 - 編集済み

    この辺から、FM音源ボードが、標準装備
    だったかな…
    NECを筆頭に、2番手争いで、
    富士通のFM-77AVも、思い出しますね…
    5インチ派か?3.5インチ派か?の、
    勢力争いも…懐かしい…
    今では、スマホの写真すら、
    ディスクに収まらない…笑

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      ヘンリー浜川

      2024/04/29 - 編集済み

      ですねー!turboZからFM音源搭載になりましたねー!(^^)私はシャープ派でしたー!

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    • 110404 1528 01

      マ・政吉

      2024/04/29

      目のつけどころが、シャープでしょ!
      イイッスね。

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      ヘンリー浜川

      2024/04/29

      ありがとうございます😊
      1枚目の画像は、間違ってturboⅡの画像でしたので削除しましたー!

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