マイクロエース 【A6792】 キハ37 境線・朱色5号  2両セット

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国鉄では地方線区用としてキハ40系を製造していましたが、より低コスト・高効率の車両を発して1983(昭和58)年に登場したのがキハ37です。
裾絞りが省略された車体は長さが若干短くなったほか、将来のワンマン 運転を見越した形の客用扉配置が採用されるなどの特徴があります。
機関は船舶用を改良したDMF13Sが採用され、国鉄気動車では初めて過給器つき直噴型となりました。
トイレ付の0番台が2両、トイレなしの1000 番台が3両製造された後、想定された投入線区の第3セクター化が進行し、量産車が登場することはありませんでした。
国鉄分割民営化後にはJR西日本にはこのうち2両が承継され、加古川線で活躍した後は朱色1色の首都圏 色に塗り替えられて米子運転所に転属し、境線、山陰本線などで活躍しました。
残り3両はJR東日本に継承され、新製から引退まで久留里線で活躍しました。
1988(昭和63)年から順次クリーム色をベースに青色のストライプを配した「久留里線色」に塗装変更されました。

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