Dipleura dekayi boliviensis

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Dipleuraは、同じ時代のニューヨーク州産も有名ですが、ボリビア産もほぼ区別ができない程、大きさも形態もそっくりです。モロッコ、デボン紀に棲息したParahomalonotus(モロッコ)とは、近縁でありますが、Dipleuraは、毛穴の様な独特の顆粒が全身にありまり、ツルツルな体表のParahomalonotusと比較するとザラザラな体表であった事が分かります。一応全身の標本が揃っていますが、同一個体である可能性は低く、別々の個体であったと思われます。こらは、この地のボリビア産の化石は、ノジュールで産出するためで、細長いDipleuraの全身が完全な状態で見つかるのは、小さな個体ではありますが、この大きさになると完全体での産出は不可能です。

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    Trilobites

    2020/08/31

    みー2012年10月12日 22:11
    的外れな感想だと分かっているんですが、どうしても言いたい。
    尾部の雌型が使用後の毛穴すっきりパックみたい!
    (…すみません^^;)

    2012年10月13日 09:12
    > みーさん 
    ノジュール型化石の特徴として複眼や体表面の構造が繊細に保存されますので、このツブツブも残ったんだと思います。この種類は、NYでも産出しますが、尾板のブツブツは残っていますので、この種の特徴の一つですね。

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