- Trilobites Museum
- 2F Ordovician period
- Degamella sendinoae
Degamella sendinoae
貴重な複眼付のキクロピゲ類です。モロッコのキクロピゲ類では最も産出量は多い種類ではありますが、いざ複眼付となると桁違いに希少性は増します。実際にはもう少し立体感はあるとは思われますが、モロッコで幾つか産出するキクロピゲ類の中では、平面的な種類です。Declivolithus titanが同じ母岩に乗っており、遊泳性のDegamellaと偶然出会ったのか、それとも共存す場面があったのか想像が掻き立てられます。
[Left side:Negative,Right side:Positive]
Trilobites
2020/08/31ORM2018年09月23日 20:51
複眼付きキクロピゲは貴重ですが、デクリボリサス同居は一層面白いですね。やっぱり複数体標本は好みです。
ところで、この種、私はCyclopyge sibillaと覚えてましたが、CORBACHOが上記名で既に記載済みだったんですね。
2018年09月23日 21:04
> ORMさん
私もCyclopyge sibilla(Šnajdr,1982)とDegamella sendinoae(CORBACHO2011)は、同じ物と認識してます。キクロピゲ類は複眼があると、その宇宙人ぽい異様な姿が際立ちますよね。異種共存は、その種類の棲息環境を知るには良い参考になりますが、両者の棲息環境はかけ離れている気がしてましたので、この様な標本は面白さが倍増ですね。
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